建国神廟創建記念章

中央区日本橋のお客様から建国神廟創建記念章をお買取りしました。

建国神廟とは、満州国に創建された神社です。この神社は、天照大神(あまてらすおおみかみ)をまつったものです。
いったいなぜ、満州国で神社がつくられたのか?

これは満州国の皇帝溥儀が1940年に来日したことと関係があります。
皇帝溥儀は紀元2600年慶祝のために日本にやってきて、来日中に伊勢神宮に参拝し、”日満一神一崇”を表明します。
これは満州国と日本の信ずる神は同一のもので、建国以来のことは天照大神(あまてらすおおみかみ)の加護のもとに成功してきたというものです。同じ内容は来日中の5月に発表された詔書(国本奠定詔書)に書かれています。

皇帝が日本から満州国に帰ったのち、神廟は新京(現在の長春)にあった帝宮内に移されて、鎮座式が行われました。帝宮内にあるため一般の人が参拝できるものではなく、特別な廟でした。

今回のお品物は、その建国神廟創建を記念して作られたものです。もちろん一般に流通するようなものではなく、建国神廟の創建の関係者に授与された記念章です。
満州国に関連する記念章としては、ほかに”大満洲国建国功労章”や”満洲帝国皇帝訪日記念章”があり、コレクターにとってはそろって手に入れたいお品でもあります。

勲章・軍服