北村西望作 兎ブロンズ像「飛躍」

東京都中央区銀座で文化勲章受賞作家 北村西望作 兎ブロンズ像「飛躍」を買取りました。

北村西望(きたむらせいぼう)は、明治から昭和にかけて長く活躍した彫刻家です。
若いころから雄大な彫刻作品で注目を集め、のちには帝国美術院展覧会の審査員や東京美術学校(現在の東京芸術大学)の教授、帝国美術院会員などを歴任。1958年(昭和33)には、文化勲章を受章しました。

文化勲章とは、芸術や化学の分野で貢献した人に授与されるものです。毎年11月3日の文化の日に勲章の授与式がおこなわれ、天皇陛下から直接勲章を贈られます。この制度は1937年に文化勲章令が制定されてから現在まで続いており、多くの芸術家・美術家などの文化人が受賞しています。
ちなみに、第一回の文化勲章授与者は、日本画家の横山大観や物理学者の長岡半太郎などのそうそうたる顔ぶれの9人でした。
基本的には文化功労者として選ばれた人の中から、さらに文部省が委託した選考委員会が選定するもので、文化勲章を受章するのは文化人にとっては非常に名誉なことです。

北村西望は彫刻家としての長年の活躍と東京美術学校(現在の東京芸術大学)の教授をつとめた功績などから、文化勲章に選ばれました。
100歳をこえてからも制作に没頭し、今回のお品物のように人体や動物の動きに精通した作品を多く生み出しました。今でもファンが多く、作品には高い評価のある作家です。

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