大角勲作 白銅製一輪挿し

東京都目黒区柿の木坂のお客様から、大角勲作 白銅製一輪挿しを買取りました。

美しい銀白色を抱く「白銅」の美しさは、ぎらぎらしたわざとらしさよりは「落ち着いた雰囲気」を作り出すことが得意です。今回東京都目黒区柿の木坂のお客様から買取らせていただいた一輪挿しは、この「白銅」を使い、大角勲が作成した花瓶です。

大角勲は1940年、第二次世界大戦の前にこの世に生を受けました。その後、戦中~戦後の激動の時代を生き抜き、1964年に日展で入選を果たした作家(作品名「蒼風」)です。その後も毎年日展に入選をし、数多くの賞を受賞します。
初入選からちょうど10年後、日展で特選を受賞します。その後、さらに9年後、再び日展で特選作品に選ばれます。日展と非常に深い関係があった氏は、今から14年前の2003年に、この日展の理事に就任することになります。

ただ、2010年には69歳の若さでこの世を去ることになります。「自然」に常に目を向け、人間と自然が共に生きる世界を考えて作成を続けたというスタンスは、多くの人に感動と影響を与えました。69歳という早すぎる死ではありましたが、彼の残した作品は、今もこのように生き続けています。

銅器