象牙糸巻き紅木三味線

港区白金台で象牙糸巻き紅木三味線を買取りました。

三味線は、琉球の蛇皮線をもとに、試行錯誤の上、今のかたちに完成されました。江戸時代においては、貴族、武家、盲人、虚無僧に許可される音楽がそれぞれ厳格に定められていましたが、それゆえに唯一庶民に許された三味線の音楽や技巧がここまで発達したともいわれています。三味線は、江戸時代から日本人にとって身近であり、すべての人に門戸が開かれていた楽器、音楽なのです。
とはいえ、三味線に限らず、楽器には初心者向けの比較的安価な楽器と、上級者やプロの演奏家向けのもの、さまざまな格があります。
こちらの紅木三味線は、紅木と象牙の取り合わせが見た目も美しく、プロの演奏家や演奏会に出演する際に使用するような高級品となっています。とても格の高い品物といえるでしょう。
三味線に使われる紅木は、主にインドやアフリカで採れる木材で、水に入れると沈んでしまうといわれるほど密度が高く、歪みがないのが特徴です。また、紅木三味線はほかの材質で作られた三味線よりも音が良いため、いつかは紅木三味線を‥‥という思いを持つ生徒さんも多いといわれています。また、ビギナーのうちから良い耳を育てるようにと、紅木三味線を用いて練習する場合もあります。

骨董品