紫檀製違い棚

東京都中野区のお客様から紫檀製違い棚を買取り

違い棚(ちがいだな)というのは、書院造という住宅様式に欠かせない設備です。室町時代の末期に床の間とともに書院造の室内に作られるようになり、室内装飾の重要な部分になっていきました。

違い棚という名前は、棚の部分が霞棚(かすみだな)という、霞のようにたなびいて見える形をしていて、棚板が段違いになって取り付けられていることから生まれました。違い棚に置くものは、棚の上から順に決まっていて、上段から盃、肩衝(かたつき 肩の部分が角ばっている茶入、茶道具の一種)、香炉(香をたくための道具)となっていました。

現在では、違い棚というと床の間の左右に作りつけられて固定されているものを指しますが、もともとは移動ができる単体の棚でした。今回のお品物は、元来の違い棚のスタイルをしっかりと継承しているものなのです。
こちらの違い棚の素材は、紫檀(したん)です。紫檀には本紫檀、紅木(こうき)紫檀などの種類があり、非常に硬い木材として知られています。東南アジアに分布するマメ科の広葉樹で、わずかにバラの香りがするローズウッドの一種です。

紫檀・黒檀・紫檀・タガヤサン・カリン等の材料は唐木と呼ばれ、硬くて木目が美しいために高級家具調度品の原材料として古くから使われてきました。とくに戦前の紫檀や黒檀の家具は現在でも人気が高いです。お手元に唐木の古い家具などの古美術品がございましたら、ぜひご一報ください。
ました。

木彫・竹籠骨董品