岡田茂吉筆扁額

東京大田区田園調布で岡田茂吉筆 扁額を買い取りました。

日本は世界でも稀有な国です。さまざまな宗教が入り乱れており、そしてそれに対して非常に寛容です。よく言われる話ですが、お正月には神社に初詣に行き、お盆にはお寺で読経を挙げてもらい、クリスマスはツリーを飾ってお祝いします。生活のなかに、すべての宗教が入り乱れて存在しているのです。

今回取り上げる、東京大田区田園調布から出た「岡田茂吉」という人の作品は、このような宗教観とも関わりがあります。なぜなら彼は、1つの宗教である「世界救世教」の教祖とされている人だからです。

1882年に東京で生まれた彼は、38歳の年に「大本教」という宗教に入信します。53歳の年に立教、その後も布教活動に勤めました。72歳で没しましたが、宗教家としてだけでなく、美術品の収集家としての顔もありました。

この岡田茂吉が残した作品が、今回買いあげさせていただいたものです。

宗教に是非をつけることは、もちろんできません。彼の残した教えをどのように解釈し、彼の残したものにどのような価値を付けるかは人それぞれまったく異なるでしょう。ただこの作品が、長い年月を経て、弊社の取り扱いの品となったことは事実です。

掛軸