唐木高卓

東京都世田谷区のお客様から、唐木高卓をお買い取りしました。

唐木(とうぼく)とは、紫檀や黒檀(こくたん)、ビャクダン、花梨(かりん)、タガヤサンなどの非常に硬い木材をいいます。もともとは中国経由で日本に入ってきた木材ですが、現在では東南アジア全般から輸入されています。

唐木に含まれる木材は、どれも色つやが非常に美しく、木材ごとに異なる質感や色合いがあるために昔から珍重されてきました。根付や置物などの細工物に用いられ、彫刻の素材になることもあります。そのほか仏壇や高級家具にも使用されています。

今回のお品物は唐木を使った高卓(こうじょく)です。高卓とは床の間の中央に置く足の長い小さなテーブルのようなものです。
通常は卓の上に”返り花”と呼ばれる初冬に咲く季節はずれの花を飾り、この場合の花きには薬器(やっき)という薬を入れる容器を花器に転用したものを使います。高卓の下部分には”抛入花(なげいればな)”を飾り、お茶席などでよく用いられます。

今回のお品物のようにモダンかつシンプルなデザインの高卓は、お茶席に限らず、香炉を置く台や置物をディスプレイするための飾り台としても使用できます。リビングにおいてサイドテーブルにしてもいいですし、何も置かずに高卓だけを置いても雰囲気がとてもよくなります。

木彫・竹籠