滝口和男作の掛軸

世田谷区用賀で滝口和男作の掛軸「うさぎの志ん生」を買取りました。

陶芸で有名な滝口和男氏の掛軸は珍しい品物です。
軸先には涼しげなガラスが使われています。

滝口和男(たきぐちかずお)は、1953年に京都で生を受けました。
彼は最初から芸術家の道を志したわけではありません。大学の進学先として選んだのは、同志社の経済学部でした。
しかしこれを中退して、京都市立芸術大学に入りなおします。
「土」にみせられてさまざまな作品を作り続けます。師であった八木一夫(やぎかずお。1918年に生まれ、1979年に没した陶芸家。現代陶芸の開拓者のうちの1人)に師事し、そのアドバイスを受けつつ創作活動にいそしみます。ちなみに昔はアルバイト生活をしていたのだとか!

その後もさまざまな賞を獲得し、陶芸家としての立場を確立していきます。
また、イギリスの英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに留学を行うなど、一流の陶芸家と呼ばれるようになってからも、常に進歩し続ける作家であり続けています。

陶芸家としてすでに地位を確立している滝口和夫氏ですが、今回の取り扱いは、「うさぎ」をモチーフとして扱った「掛軸」です。陶芸家ですが、氏は、掛軸も手掛ける人でした。かわいいうさぎの姿、楽しんでくださいね。

掛軸