小堀権十郎の山水図掛軸

東京都渋谷区のお宅から小堀権十郎の水墨画 山水図掛軸をお買取りさせていただきました。

小堀権十郎(こぼりごんじゅうろう)は江戸前期の茶人として知られてます。
父である小堀遠州の後を承けた徳川幕府の1000石の旗本であり、小堀本家が継承している遠州流と同様の武家茶道の一派に属します。
本名は政尹(まさただ)、号は篷雪。小堀遠州の三男として生まれます。当初は母方の姓である浅井を名乗っていましたが、後に小堀を名乗るようになります。
茶道・書道を父遠州に学び、奥義を極め、また書・画も巧みに花鳥や人物がも得意とし、狂歌にも秀でた才能を持ち合わせていました。後の大和遠州流は、政尹によってはじめられた小堀権十郎家に伝わる茶道の流派です。
その茶風は、千利休・古田織部が確立した「わび・さび」の気風に加え、茶室の構造・露地の態様・茶道具の取り合わせや掛け軸の選択等、茶事に関わる全てに小堀遠州の美意識を反映させた「綺麗さび」を特徴としています。
元禄7年(1694)歿、70才。

お買取りをさせていただいた掛軸は亡くなられたご親族がお持ちのお品物だったとのことです。今のご自宅には床の間が無いため、せっかくの掛軸を飾ることができないでいたため今回手放すことにされたようです。
古いお品物でありながらも、保存状態の良い素晴らしい掛軸をお買取りさせていただくことができました。

掛軸水墨画