日の出に波紋様 金銀象嵌鋳銅花瓶

東京都新宿区のお客様から、日の出に波紋様 金銀象嵌鋳銅花瓶を買い取りました。

「金銀象嵌鋳銅花瓶」は、その名前の通り、金銀をはめ込んだ銅の花瓶です。彫られたところに丁寧に金銀が入れられた花瓶は、それだけで非常に美しく、私たちを魅了します。象嵌細工(ダマシン)は、海外の人からもよく受け入れられる手法です。九谷焼で、黒地に金の象嵌細工を施したものなどは、「(高級官僚などの)お土産品」として愛されたという歴史もあります。

今回、東京都新宿区のお客様から買わせていただいた「日の出に波紋様 金銀象嵌鋳銅花瓶」は、それに加えて、「日の出」という縁起のよいモチーフを持ってきています。日の出の様子は日本では吉兆とされており、それを金銀のダマシンで描き出すさまは、見事としか言いようがありません。
花瓶の下部にえ描かれた波紋は、ひょっとしたら、「海」を表しているのかもしれませんね。海からゆっくり上がってくる太陽の明るさは、見ている人間の心まで明るくしてくれることでしょう。

技術や「金・銀色」という表記に惑わされそうですが、金銀象嵌鋳銅花瓶は、かなり落ち着いた色合いをしています。そのため、ある程度「置き場所」には融通が利かせられるでしょう。

銅器