絵画の価値や値段はどのように決まる?

絵画の価値や値段はどのように決まる?

絵画の価値や値段はどのように決まる?

「亡くなった家族の持ち物から、見たこともない絵画が出てきた!」そんなとき、絵を見て、その価値や値段が分かる人は多くありません。

この記事では、絵画の価値がどんなふうに決まるのかについてご紹介。修復すれば査定額は上がるのか、どう保管したらいい保存状態を保てるのか、気になる点にも触れていきます。

原画、肉筆画、本画である

本物の「本画」「原画」「肉筆画」に価値あり

買取査定などでも高値がつく品物は、本物の「本画」「原画」「肉筆画」であるかどうかが重要です。

「本画」や「原画」、「肉筆画」とは、実際に筆などを使用して描かれた絵画を指していいます。

下記のように、それぞれ少しずつ意味が違います。

・本画は、下描きと区別していう完成品の絵画
・原画は、複製に対してオリジナルの絵画
・肉筆画は、印刷ではない画法の絵画

肉筆画については、肉筆浮世絵のことを指すこともあります。世間一般には、手描きの絵画を指す場合が多いです。

本画、原画、肉筆画は、どれもオリジナルの絵画であることが価値につながっています。

「リトグラフ」「シルクスクリーン」「木版画」場合は、複製でも価値がつく

リトグラフ(石版画)とシルクスクリーン(孔版画)、木版画は、その画法の性質から、複製が作れてしまうものです。

しかし、これは工程の特製で、版自体はこの世で1つしかありません。そのため、版画を何枚か刷っていたとしても、オリジナルの作品として認められます。

もし、この世に数枚しか刷られていないリトグラフやシルクスクリーン、木版画であれば、その希少性から高額査定となる可能性もあるでしょう。

複製画と見分けるのは難しいことも多い

有名作品の場合などは、その人気の高さから複製品や贋作がたくさん作られています。

稚拙な贋作などもありますが、中には本物と比べられないくらいの複製画も。目の前にある絵画は偽物かどうかは、素人はもちろん、プロでも慎重に見極めなければいけない状態です。

専門業者に調べてもらうのが一番

現在はインターネット上に色んな情報がありますが、それでも絵画の価値を見極められるほどの、参考となる情報は公開されていません。本物か偽物かを見極めるのはプロでも難しいことがあるくらいです。2〜3の情報で、お手元の絵画の価値がわかることはほとんどありません。

確かな価値を確かめたいときには、専門業者に一度調べてもらうのが一番確実です。絵画の鑑定実績のある業者であれば、どれくらいの価格で売却できるかも教えてくれます。

有名画家・人気画家の作品である

有名画家や人気画家の絵は需要が高い

高額査定してもらえる絵画は、やはり有名画家や人気画家のものです。なぜかというと、その絵を「欲しい!」と手を上げるコレクターが多く、自然と高額で取引されるからです。

高額で買い取ったとしても、その価格を上回る価格で買い取るお客さんがいれば、業者は高値でも買い取ってくれます。

サインがポイントだが、わからないことも

価値を決める要素としては、サインがあるかどうかも大切です。その作家が本当に描いたものかどうか、筆跡なども参考にすることができます。画法だけで見極めるよりは、サインもあったほうが素人目にもわかりやすいですよね。

しかし、画家のサインはあっても、それが誰なのかは読み取れないことも多いです。精通している人がみれば「あの画家だ!」と、分かることもありますが、素人目にはサインからその絵画の価値を特定するのは難しいでしょう。

「現代アート」は流行も関わるため、相場は流動的

現代アートの定義は諸説ありますが、基本的には現代に生きる作家が制作したアートとされています。骨董品などとは違い、歴史的価値が付与されにくいのが現代アートの特徴です。

とても人気のある現代アート作家のものであれば、何億という高額で取引されることもあります。しかし、現代アートは「今」を反映した作品が多いため、どうしても時間が経つとアート界での評価が変わることも。

流行によって評価が変わり、人々の興味も移り変わるため、相場はとても流動的です。数年前に高額で購入した現代アートが、現在はかなり価格が下がっていることもありますし、その逆も、もちろんあります。

歴史的価値・希少価値がある

現存している枚数が少ない年代や画家のもの

絵画などの美術品は、希少性がその価値を高めます。例えば、昔は数が多かったけれども、今では現存する枚数が減ってしまっている、ということであれば、それだけ価値が高くなります。

また、絵画の制作年代によっては、制作されたこと自体が珍しいのもあります。この場合も希少性が高いため、提示される査定価格は高いです。

画家ではない有名人が描いたもの

希少価値が高いという点では、有名人が描いたイラスト、絵画なども価値が高くなります。もちろん、画家としてのテクニックなどに稚拙な部分があるかもしれません。しかし、先述の通り、「欲しい!」と手を挙げる人は多いでしょう。

芸能人などはいい例で、「あの人が描いた絵なら、落書きだったとしても欲しい!」というファンは少なくありません。

「水墨画」では作者不明でも歴史的価値が高いもの

有名画家や人気画家など、作者がはっきりわかっているものでなければ高価買取は難しいと思うかもしれません。しかし、実は水墨画のような歴史的価値のある古い絵画は、無名の作品であっても高値で買い取られることがあります。

もちろん、雪舟のような有名水墨画家の作品であれば100万円以上の買値がつきますが、そうでなくても歴史的価値が高いので、高値がつくことが多いのです。

「木版画」「リトグラフ」等ではエディションナンバーも関わる

木版画やリトグラフなどの版画類は、1つの版から何枚も版画を刷ります。しかし、作家は適当に刷っているわけではなく、「この作品は5枚」「この作品は10枚」など、制限を設けて刷っています。

同じような版画がこの世に5枚あるか、10枚あるかでは、5枚しかないほうが希少価値は高いです。

版画の売買をする際には、この世に全部で何枚制作されているのかを示す「エディションナンバー」が価値を左右します。

有名作家のリトグラフや木版画などは、現存する枚数が世界で何枚あるのか、画廊のギャラリストたちがしっかり把握しているケースも少なくありません。

付属品や保管方法もポイント

額縁や箱などの付属品から描かれた年代がわかることも

絵画は、裸で売買されることは珍しいです。必ず額や箱などに入った状態で売買されます。

額縁や箱には、年代や画家のサインが書かれていることも多く、それが、絵画の価値を高めてくれることも少なくありません。

できるだけよい状態で保管、保存されているほうが価値が高い

他の美術品や骨董品と同じように、絵画もまた、保管状態によって価値が変動します。保存した状態が悪く、退色、変色していたり、破れやひび割れなどがあったり、カビやシミなどがあれば、それが価値を下げる原因に・・・。

保管するときには、湿気や直射日光を避けるのが基本です。また、年間を通して温度差が少なく、低温、高温にならない部屋などにしまいましょう。飾る場合も充分に湿度・室温・日光に注意して、ガラスの入った額に入れるなど、絵画の表面が汚れないようにしてください。

ただし修復をしてしまうと価値が下がる場合も

絵画の表面に傷がついたり、汚れが付いたりしたら、修復すればいいと考える人もいるかもしれません。もちろん、専門家に修復を依頼すればいいのですが、自身で絵の具などを使って修復してしまうと、どんなにそれが狭い範囲でも、価値を下げる原因になります。

ときには修復しないほうが、価値を維持できることもあります。

迷ったら専門家に相談を

修復をする前には、一旦、美術商や絵画買取業者などに鑑定してもらい、価値が下がらないかどうかを相談してから修復したほうが安全です。どう保管すればいいかわからないときにも、画商などに尋ねてみるなどすると、いいアドバイスをもらえるかもしれません。

大事なのは、勝手な判断をせずに、専門家に助言してもらうことです。

まとめ

世の中に出回っている絵画は、「知る人ぞ知る」絵画であることは少なくありません。コレクターの中では知られていても、一般的に知られていなことは多いのです。

自分が知らない画家だとしても、その絵画の作家がわからないとしても、自己判断で処分を考えるのはおすすめできません。必ず専門家にその価値を確かめてもらってから、売却するかどうかを判断するといいですね。

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