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村上玄輝作 伊万里焼「緑彩獅子唐草文花瓶」

村上玄輝作 伊万里焼「緑彩獅子唐草文花瓶」
品目 村上玄輝
価格 60,000円

有田焼の陶芸家・村上玄輝の「緑彩獅子唐草文花瓶」をお買取りいたしました。

村上玄輝(むらかみげんき)は、九州・佐賀県出身の陶芸作家です。佐賀有田町でうまれ、二十代の初めから陶磁器の制作を始めました。山内町にある有田焼の名門窯元「貞山窯(ていざんがま)」で戦前から続く貴重な工芸技術を学んだあと、1965年から有田の名門「源右衛門窯(げんえもんがま)」に入社。

とくに源右衛門窯では古伊万里の染付や赤絵(あかえ)の技法を研究し、技術部長として活躍するなど、業績が高く評価されました。
のち、1975年に独立して自らの工房「玄輝陶房」を開窯し、オリジナリティの高い作品を多数発表しました。

村上玄輝の陶芸作品は、精緻な線描と鮮やかな発色が特徴です。
そもそも、伊万里焼きは、江戸時代に鍋島藩直属の藩御用窯で作られたもの。完成した陶磁器は将軍やそのほかの大名家への献上品となるため、最初からコストを度外視して作られました。

そのため高価な材料を使う染付(そめつけ)の技術が発達し、焼成前の生地に呉須(ごす)をつかって細かい線描や美しいモチーフを、手間暇をかけて描く技術が発達しました。

村上玄輝は、伝統的な有田焼・伊万里焼の技術を踏まえて、あらたに独自の路線を生み出すことで「伊万里ルネッサンス」と呼ばれた陶芸家です。

今回のお品物は、グリーンの発色が美しく、さらに色を生かすため、藍色の唐草模様の葉は一枚ずつがたくみなグラデーションでいろどられています。唐草の色の濃淡が独特なリズムを生み、村上玄輝にしか作れない作品となっています。

村上玄輝の観賞用陶磁器は花瓶や大皿などがとくに需要も高く、人気のあるお品物です。お手元に「村上玄輝」の箱書きがあるものが残っていましたら、査定に出されるようおすすめします。

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