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油画絵画:永島慎二「妄想」サムホール

品目 永島慎二
価格 30,000円

永島慎二の油画をお買取りいたしました。

永島慎二(ながしましんじ)は、昭和後期から平成にかけて活躍した、漫画家です。

永島慎二は1937年に東京都に生まれ、中学を中退してからは、職を転々としつつ漫画家を目指しました。デビューは1952年に発表した『さんしょのピリちゃん』。
その後、1961年に不朽の名作『漫画家残酷物語』を発表し、漫画界の制作現場、舞台裏を赤裸々に描いて、人気を博しました。

『漫画家残酷物語』は漫画家を目指す若者たちの青春を描いた作品です。
今でこそ、漫画の作者に人気が高まり、リアルな漫画制作現場の状況を描いた『バクマン』(原作:大場つぐみ、作画:小畑健)や『編集王』(作者:土田 世紀)等がありますが、当時はまだまだ漫画の現場はあまり知られておらず、永島慎二の描いた、夢と現実がぶつかり合う若き漫画家の姿は、先駆的な作品と言っていいでしょう。

永島慎二は、その後も月刊漫画雑誌など、青年誌を中心に数々の作品を書き続け、その私小説風の内容、タッチで多くの共感者を得ました。

1972年に東京の下町の子供たちを描いた『花いちもんめ』ほかで、第17回小学館漫画賞を受賞。さらに1974年に『漫画のおべんとう箱』で、第3回日本漫画家協会賞の優秀賞を受賞しました。
また漫画以外にも子供を描いた童画や版画、水彩画、油彩画を広く手掛け、独自の世界観を描き続けた作家です。

残念ながら、2005年6月10日に死去。亡くなった後も遺族が選んだエッセー、日記などからなる遺稿集が刊行されるなど、その抒情性にあらためて評価が高まっています。

今回のお品物は、永島慎二による油彩画です。
永島慎二の油彩画は多数残っていますが、ほとんどの作品はピエロをモチーフとしています。今回のお品のようなピエロ以外の作品はあまり数がなく、珍しいと言えるでしょう。

強い黄色をバックにして青白い男の顔がくっきりと浮かび上がらせ、虚無的でありながら力強さを感じる作品です。

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