ジアン ピヴォアン カップ&ソーサーとデザートプレート

ジアン ピヴォアン カップ&ソーサーとデザートプレートをお買取りいたしました。

ジアン社(Gien)はフランスの高級食器メーカーです。ロワール川沿いにあるジアンで、1821年に創業した歴史ある窯。フランスでは、1975年の第1回フランス・サミットの晩餐会でジアン社の食器が使用されたこともあるほど、代表的なブランドです。

ジアン社のテーブルウェアの特徴は独特の光沢ある彩色。これはフランスの「ファイアンス焼き」という技法を磨き上げたことで生まれました。
「ファイアンス」とは、単黄色の土に錫釉をかけて作る焼き物のこと。フランスでは近世以降の陶器は、ファイアンス焼きが主流でした。ファイアンス焼きは白もしくは温かみのあるアイヴォリー色が素地で、肌はきめ細やかで上品。その上に光沢のある彩色をほどこし、テーブルを華やかにいろどります。

ジアン社では、つやのある陶磁器の上に自然界をモチーフにしたエレガントな図柄を描いたシリーズが特に人気です。色あざやかな彩色の秘密は、ドロップペインティングという技法。

ドロップペインティングとは絵筆にたくさんの絵の具を染み込ませ、銅板で描いた線の中に色をドロップ(=落す)していく技法です。食器の上に色の厚みが出るために図柄がくっきりと引き立って見えるのです。
立体的かつ色彩の鮮やかさを生かしたジアン社の食器は、実用品としてはもちろん飾り皿としても好まれます。

今回のお品物はピヴォアン(pivoine 牡丹)柄のカップ&ソーサーとデザートプレートです。どちらにも黄色やグリーン、紫、ピンク、ブルーといった色が組み合わされ、まるで絵画のように美しいモチーフ。

ジアン社の食器の中でもドロップペインティングの作品はアートピースとしても高く評価され、特にピヴォアンなどの花柄はデコレーションするとお部屋がより一層華やかになるため、需要の高いお品です。

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