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チベット曼荼羅

チベット曼荼羅
品目 -
価格 28,000円

チベット曼荼羅掛け軸(タンカ)をお買取りいたしました。

タンカ(Thanka)は、チベット文化圏で作られている宗教画です。仏教がインドからチベットへ伝わったのちに、チベットで独自に発達したもの。布に描かれるのが特徴で、チベットでは「タングゥー」とも呼ばれます。

タンカはもともとは宗教儀式に使う仏画で、寺院の壁や祭壇にかけられていました。僧侶が修行や瞑想のために使うもので、巡礼者がお守りとしても携帯しています。
また巨大なタンカはお祭りの時に寺院や修道院の壁にかけられて、一般に公開されることもあります。

伝統的な宗教画であるタンカでは、描かれる仏様の形や姿、色、持ち物などが明確に定められています。そのためタンカを製作する絵師には絵画的な技量だけではなく、仏教に関する深い知識も必要とされます。

具体的な制作過程としては、最初にタンカを描くキャンバス作りから始まり、下絵のトレース、背景の彩色、仏様の彩色・金彩色など多数の工程があり、最後に仏様の眼を入れる「開眼」という筆入れがおこなわれます。

ちなみに、タンカ制作の過程のほとんどは技術を経験の豊富なタンカ絵師の手によりますが、最後の「開眼」だけは、ラマ僧によっておこなうと決まっています。
この点からも、タンカが観賞用の作品ではなく宗教的美術作品であることがうかがわれます。

今回のお品物は、色鮮やかな極彩色のタンカです。
チベット仏教の密教世界を、極彩色で細かく描き上げたタンカにはさまざまな流派がありますが、いずれも細密画でディテールにこだわった作品です。

とくにグラデーション部分のなめらかな色づかいは圧巻。質の高いタンカは、グラデーションの色の移り変わりが繊細で、目を見張るほど微妙な色彩です。

絵師が描き、ラマ僧によって命を吹き込まれたたタンカは、一幅の宗教世界。チベット仏教の世界を開く一品となります。

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