陳半丁筆 菊花図掛け軸

陳半丁筆 菊花図掛け軸

陳半丁筆 菊花図掛け軸をお買取いたしました。

陳半丁(ちんはんちょう chén bàn dīng)は、中国の画家です。
1876年に浙江省に生まれ、幼少時より清代最後の文人と言われた呉昌碩(ごしょうせき)について詩文書画を学びました。

40歳の時に北京に移り住んで北京図書館で勤務。のちに斉白石・陳師曽・凌文淵とともに京師四大画家と呼ばれ、中国美術家協会理事、北京画院副院長、中国画研究会会長を歴任しました。
現在中国美術の世界では山水・花卉の画家として有名で、ほかに篆刻でも高い評価を得ています。

のちに北平芸術専科学校で教鞭をとるなど、後進の指導にも力を入れた人物で、1970年に95才で惜しまれながら世を去りました。
陳半丁が育成した後輩たちが、今もなお中国美術をけん引しています。

今回のお品物は、墨一色で描かれた菊花図です。菊は、日本人にとっても中国人にとっても身近な花。
大菊や中菊、春菊、秋菊、寒菊と種類が多く、日本画・中国画とも、さまざまに描き分けられています。

とくに水墨画における菊は、墨のにじみの出し方や濃淡などで咲き具合や花弁の勢いなどを表現せねばならず、非常に繊細かつ高度な技術が求められます。

もともと中国伝統の画材を得意とした陳半丁の筆法は豊かで情緒と透明感があり、どこか世俗を超越したような静かさが感じられます。

こちらの菊花からも、水墨画でありながら花や枝葉に色がついているようにも見え、ふくいくたる芳香までが画面からこぼれ落ちてきそうです。

なお陳半丁は日本での展覧会も多く、現在でも日本国内の美術館に多数の作品が収蔵されて親しまれています。日本人にとってはなじみがあり人気も高い画家であるため、作品によっては真贋の判断が難しいものがあります。

お手元に陳半丁の名のある作品がある場合は、経験豊富な鑑定士のいる専門業者で査定を受けられるようおすすめします。

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