藤村紫雲の豆市松人形

藤村紫雲の豆市松人形

藤村紫雲の小さな市松人形(女の子)をお買取りしました。

藤村紫雲(ふじむらしうん)は、市松人形の人形作家です。
1964年に東京の墨田区に生まれ、祖父は人形作家の藤村紫雲、叔父も人形師の藤村明光(ふじむらめいこう)というめぐまれた環境の中に育ちました。

1983年に叔父の明光に弟子入りをして本格的に人形作りを開始。
1988年には台湾で伝統工芸の技術者と交流を深め、1990年にはアメリカのシカゴで人形作りのデモンストレーションをするなど、海外でも積極的に活動をつづけました。

次第に人形師としての力量をつけてきたことから、1993年に祖父の名の「紫雲」を継承。
その後も、パリでデモンストレーションをおこなうなど国外での活動を続けていますし、国内では百貨店などで展示会を開催。そのたびに評価が高まる人形作家です。

藤村紫雲が主に手掛けるのは、市松人形(いちまつにんぎょう)です。
市松人形は徳川吉宗の時代に大人気を博した歌舞伎役者、佐野川市松の女形姿を模したものだと言われます。

はじめは大人の女性のための着せ替え人形だったものが、時代が下がって女の子のための愛玩人形となり、のちには人形の着物を自分で仕立てるなど少女の和裁の練習台になったとも言われています。

伝統工芸品としての市松人形には、桐の木や桐塑(とうそ)を使い、その上に胡粉(ごふん)と膠(にかわ)を混ぜて塗る、といった丁寧な作業が必要とされます。

顔は刃で切り出し、髪の毛には人毛や絹糸を使用します。技術の高さはもとより、根気のいる作業です。

今回のお品物は、女の子の市松人形。
藤村紫雲らしい、やわらかな表情をしたお人形で、歩きだしそうなほど生き生きとしています。着用の着物は帯一本で留められて、江戸時代と同じく子供が着物を着せ替えられるもの。

本格的な市松人形であると同時に、上品で愛らしい抱き人形です。

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