KPM 瑠璃地金彩天使図カップ&ソーサー

KPM 瑠璃地金彩天使図カップ&ソーサー

KPM 瑠璃地金彩天使図カップ&ソーサーをお買取りいたしました。

KPMとは、ベルリン王立磁器製陶所(Königliche Porzellan-Manufaktur Berlin)の略称です。
18世紀ごろのヨーロッパは陶磁器人気に沸いていました。当時、日本や中国からもたらされた陶磁器は、ヨーロッパの上流階級で非常にもてはやされ、多数の陶磁器コレクターが出てきたのです。

なかでも熱心だったのが、プロイセンのフリードリヒ大王。フリードリヒ王は1763年にベルリン王立磁器製陶所(KPM)を作り、陶磁器作りに乗り出しました。

KPMに対するフリードリヒ大王の力の入れようは大変なもので、燃料のために私有林を伐採し、原料の土は免税として流通を助けました。また窯で働く職人の社会保障や労働時間にいたるまで、大王が直接指示して運営させたと言います。

その努力が実り、KPMではつややかな「das weisse Gold (白い金)」と呼ばれる陶磁器が作られるようになり増した。そして製品には、王笏(おうしゃく・君主が持つ杖)をモチーフにした窯印がつけられました。
ちなみにこの窯印は時代によって微妙に異なり、作品の制作年代を特定するポイントになっています。

今や世界でも最も名の知られた製陶所のひとつになったKPM。
その特徴は、現在でもすべての食器セット、フィギュアを手作りし、絵付けはフリーハンドでおこなっている点です。

職人の手仕事による絵付けは、繊細かつ華やか。
同じ絵であっても微妙にテイストが異なり、世界にふたつないオリジナルの作品で、コレクターを引きつけています。

今回のお品は、瑠璃色の地に華麗な金彩をほどこしたティーカップ&ソーサー。
愛らしい天使の絵柄は豪華なもので、ふんだんに使われている金がゴージャス感をさらに盛り上げています。それでいて品よく見えるのは、さすが王立製陶所の気品です。

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