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徳田正彦(三代目:徳田八十吉)九谷焼 壺

品目 -
価格 35,000円

徳田正彦(三代目:徳田八十吉)九谷焼 壺をお買取りいたしました。

徳田正彦は、1933年に石川県に生まれました。
祖父は初代・徳田八十吉(とくだやそきち)で、とくに吉田屋窯風の作品を得意とした九谷焼の陶芸家です。父は二代目・徳田八十吉、こちらも九谷焼の近代化を推進した作家としても有名です。

祖父・父とすぐれた陶芸家の一家に生まれた徳田正彦は、金沢美術工芸大学を中退したのち祖父と父のもとに弟子入りし、陶芸家としての修行を始めます。

1971年には、第18回日本伝統工芸展に「彩釉鉢」を初出品。これが優秀賞・NHK会長賞を受賞。1977年には第24回全日本伝統工芸展に出品した「耀彩鉢」が最優秀賞・日本工芸会総裁賞を受賞するなど、めざましい活躍を始めました。
海外に九谷焼を広める活動にも積極的で、1986年にエジプトのカイロで個展を開催。以降、海外での個展はいずれも盛況で、18回を数えました。

その卓越した技能を評価され、1997年には「人間国宝」に認定。2009年に亡くなるまで、九谷焼きの隆盛を支え続けた陶芸家です。

今回のお品物は、徳田正彦による九谷焼の壺です。
徳田正彦は祖父である初代・八十吉から古九谷の釉薬の調合を学び、父・二代目八十吉から古九谷の絵付けを学んだと言います。

そして古九谷の五彩(赤、黄、緑、紫、紺)のうち、赤以外の4色を使って焼成し、きらびやかなグラデーションを作る「耀彩(ようさい)」の技法を編み出しました。
使用する色はなんと70色もあると言われ、まるで宝石のように輝く鮮やかな色合いは、神秘的ともいえるほど。
徳田正彦は、上絵の焼成温度を1000度前後にまで上げることで、このような深い色味を出すことに成功したのです。

こちらのお品も引き込まれるようなブルーとグリーンが印象的。清冽さと深みを感じさせる「耀彩(ようさい)」の壺です。
見事な筆で「壺」と書かれた箱もついており、高額で買取ができる条件がそろった骨董品です。

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