滝沢光龍斎の市松人形 女の子

滝沢光龍斎の市松人形

滝沢光龍斎の市松人形のお買取りをいたしました。

滝沢光龍斎(たきざわこうりゅうさい)は、明治から大正時代に活躍した市松人形の作家です。
明治から大正時代にかけての市松人形制作における中心的作家で、その技術力の高さから、昭和2年にアメリカから青い目の人形が贈られた後に答礼用の市松人形を制作したのも滝沢光龍斎です。

東京の人形組合を経由して依頼を受けて、51体もの市松人形の原型を彫りあげました。
また尾張徳川家20代義知の正室である、徳川正子が愛蔵した市松人形も滝沢の手によるもの。
当時、随一の技術と人気を誇った市松人形作家でした。

滝沢光龍斎のお人形の特徴は、顔立ちの上品さです。
市松人形は、粘土の一種である桐塑(とうそ)や木で顔や手足が作られます。桐塑は桐の木の粉にのりをまぜ、粘土状にしたもので、木の芯につけて形を作ります。

桐塑が柔らかいうちなら、形を自由に作ることが出来るので、人形作家の顔づくりの技量が如実に表れてきます。
出来上がった顔には胡粉(ごふん)を何度も塗り、顔を整えて表情をつけてゆき、同じ作家が作っても一体ずつ表情が微妙に違う市松人形が出来上がります。
唯一無二のお人形であるという点においても、市松人形は今なおコレクターが非常に多いアイテムです。

また着物・帯・帯揚げ・帯締めなどがそろっていて、着衣を脱ぎ着できるようになっているのも、市松人形の大きな特徴。
むかしから、市松人形の衣装は持ち主の女の子が縫うものとされ、少女たちのお裁縫の練習トルソーでもあったのです。

今回のお品物は、滝沢光龍斎の女の子のお人形です。
ふっくらした頬にぱっちりした瞳、鼻筋はなだらかに通り、小さな唇はやさしく描いてあります。
生き生きした表情に、まるで生きているかのような温かみのある肌の色など、実に繊細で上品。
大名家の名門・尾張徳川家の夫人が長年にわたって愛蔵するだけあって、品格を強く感じさせるお人形です。

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