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タンカ 六道輪廻図 サンサーラ 曼荼羅

品目 骨董品
価格 10,000円

タンカ 六道輪廻図 サンサーラをお買取りいたしました。

「タンカ」とはチベット文化圏で作られている、チベット密教の仏画のことです。
仏教の世界観や教えを、画だけでなくさまざまなシンボルを使ってわかりやすく描いたもので、日本では「曼荼羅(まんだら)」といったほうがイメージしやすいでしょう。
タンカは、基本的にチベット仏教の僧侶や専門の絵師が手描きをしたものですから、世界でたった一つしかない貴重な肉筆画でもあります。

仏教の世界においては、タンカ(曼荼羅)は、瞑想の助けをする道具だと考えられています。
非常に美しく精緻に描かれたタンカを見ることによって精神が集中しやすくなり、集中した状態のまま涅槃へいたるという流れです。

今回のお品物は、タンカのなかでも人気の高い「六道輪廻(ろくどうりんね)」を描いたものです。
輪廻とは、霊魂が人間や動物・植物に生まれ変わっていくという仏教的な思想。
サンスクリット語で「サンサーラ」と呼ばれる六道輪廻の図柄は、輪廻転生の考え方を一枚の絵の中に描きこんだもので、一番上にヤーマという悪魔がいて輪廻の輪をつかんでいます。
中央には輪廻転生を繰り返して仏の世界に近づく様子が描かれ、細部にわたるまで色あざやかに仏教世界が広がっています。

ちなみにタンカの制作は工房で制作することがおおく、複数の絵師が協力して描き上げます。
タンカとして細かく決められた色や構図のルールに従うことが重要でとされるため、どの作品も非常に高い水準が維持されています。
美しいものですが、信仰の対象である宗教画であるため、著名な絵師や高僧が描いたものでもタンカに署名を入れることはありません。

今回のお品は美麗な肉筆画であると同時に、チベット仏教を信じる人全員にとっては大切な宗教作品です。その価値は、美術品である以上にはかり知れないものがあると言えるでしょう。

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