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ベルナール・ビュッフェ『アルバム サンフランシスコNo.6』額装リトグラフ

ベルナール・ビュッフェ「サンフランシスコNo.6」
品目 -
価格 100,000円

フランスの画家、ベルナール・ビュッフェ(Bernard Buffet 1928-1999年)によるリトグラフです。

ベルナールは工場を経営者の息子として生まれ、10代で母を亡くしてからひとりキャンバスに向かう青春を過ごして成長しました。パリ国立芸術学校に入学後、当時のパリでもっとも権威があるといわれた新人賞、批評家賞を受賞し、早くから天才画家としての称号をほしいままにします。

1971年にはレジオン・ドヌール勲章を受章し、アカデミー・フランセーズ会員になるなど、フランスを代表する画家の一人となっています。しかしその一方で、少年期の半ばで母と死に別れ、父との関係も薄かったことから、常に孤独や寂しさも抱えていたのではないかと考えられています。
作風は、太い針金をおもわせる硬質な輪郭線と、第二次世界大戦後という世相をうつしたような不安な人物の表情、モノトーンに近い色彩感覚が特徴とされています。油彩画を多く描きましたが、優れた版画も多くあらわしています。ちなみに女性モデルを描いた作品は、そのほとんどが生涯をともに添い遂げた妻であるといわれています。

日本では比較的古い時代から人気があり、1973年には静岡県にベルナール・ビュフェ美術館が開館しているほど。ちなみに、現在ではこの美術館はベルナールの作品に限定せずフランス人画家の作品を広く収蔵、展示しています。
サンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジと思われる美しい橋を描写した本作品は、巨大な橋の迫力と重厚感が印象的です。灰色の空と水の色は一見重苦しくみえますが、左に配色されている落ち着いたグリーンがそれを和らげています。

この作品は、「サンフランシスコシリーズ」と題された一連の作品のなかの一つです。連作はいずれも、モノトーンに近い希薄な色使いと太く黒い線で描かれたオブジェクトが目を引く作品ばかり。ニューヨークシリーズやパリシリーズと同様に、ビュッフェ独特の審美眼と描写力によって独特の世界観が生み出された傑作といえるでしょう。

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