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三代目徳田八十吉 碧彩釉水指

徳田八十吉の水指
品目 -
価格 50,000円

「三代目徳田八十吉 碧彩釉水指」をお買取りいたしました。

三代目徳田八十吉(とくだやそきち)は、国の指定重要文化財、彩釉磁器保持者です。
昭和8年に石川県に生まれ、祖父は初代徳田八十吉、父は二代八十吉という恵まれた環境で育ちました。
金沢美術工芸大学中退後、昭和52年に「第24回全日本伝統工芸展」に初出展した作品「耀彩鉢」が、最優秀賞日本工芸会総裁賞を受賞。以後は制作に没頭し、国内外で高い評価を得ます。

昭和61年でのエジプト・カイロの個展を皮切りにして、海外での展示は18回を数え、今も大英博物館やスミソニアン・サックラー美術館などに作品が所蔵されています。

昭和63年に、三代八十吉を襲名。
襲名後は、平成2年に「’90国際陶芸展」でグランプリを受賞。平成5年には紫綬褒章を授章し、平成9年に人間国宝に認定されました。
平成21年には全国各地で喜寿を記念した個展を開催し、精力的な活動を見せていましたが、惜しくも8月になくなりました。

徳田八十吉の特徴は、多彩な色にあります。
九谷焼は基本的に山水や人物、花鳥風月といった絵柄を描きますが、徳田八十吉はあえて色のみで作品を仕上げました。
色のみといっても、使用する色は約70種類。さまざまな風合いの色を使い分けて、色の濃淡で作品をいろどります。
これが「彩釉(さいゆう)」という技法です。

「彩釉(さいゆう)」では、焼き付け焼成を約1050度という高温でおこないます。
通常の九谷焼の焼成温度は約800度ですが、約1050度という高温で焼くことで釉薬がガラス化し、まるで多様な色彩が釉薬のなかに閉じ込められたかのように見えます。

今回のお品物は、彩釉の水指です。
人気作家・徳田八十吉の作品である上に、色合いの非常に美しい作品。
本来なら非常に高額なお買取金額になるはずですが、残念なことに多少の傷があり、箱がついていなかったために査定金額が少し低くなってしまいました。

こういった作品は箱がついているとより評価が高まります。できるだけ箱と一緒に査定にお出しになるといいでしょう。

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