ブログTOP

マルク・シャガール「エルサレムウィンドウ」リトグラフ

シャガール「エルサレムウィンドウ」
品目 -
価格 5,000円

「マルク・シャガール「エルサレムウィンドウ-ベンジャミン」リトグラフ」をお買取りいたしました。

マルク・シャガールは1887年にロシアのヴィテブスクに生まれました。
1907年にサンクトぺテルスブルグの美術学校に入り、本格的に美術を学び始め、1910年にはパリに留学。パリでフォービズム、キュビズムにふれて、大きく視野を広げます。

1911年にはパリにあった集合アトリエ「ラ・リュッシュ(フランス語で、ハチの巣の意味)」に移り住み、モディリアーニやロシアから来た画家スーチンらと交流がありました。
このアトリエにはレジェやルソー、マティスなども出入りしており、シャガールも画家としての研鑽を重ねたのです。

1915年にいったんロシアに戻り、結婚したシャガールは1922年もベルリンに亡命。1923年にはパリにうつって、制作に没頭します。
1977年には、フランス政府からレジョン・ドヌール最高勲章を受章され、1985年にサン・ポール・ド・ヴァンスにて死去。97歳という長寿を美術にささげた作家です。

今回のお品物は、イスラエルにあるユダヤ人教会シナゴーグの窓のデザインをリトグラフにしたものです。
この教会は首都エルサレムの西にある「ユダヤの丘」に建てられたもので、シャガールは1959年にステンドグラス制作を依頼されました。
シャガールはこの窓のステンドグラスに、イスラエルの12の部族を描き、それぞれに旧約聖書から引用された言葉を挿入しました。
そのうちの「ベンジャミン族」をあらわしたのが、こちらのリトグラフです。

このリトグラフシリーズは、ステンドグラスに描かれた絵をシャガール自身の指導・監督の下で、シャルル・ソルリエが版画に起こして、ムルロー工房で刷られたものです。
シャルル・ソルリエは長年にわたってシャガールとともにリトグラフ制作にたずさわってきた「天才摺り師」とよばれた人物。
20~30色が使用されたリトグラフには、華麗な色使いとともに、シャガールの世界観が明確に表現されています。

関連記事

LINE査定 無料相談 フリーダイヤル
Scroll Up