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龍文堂 替蓋付饕餮文鉄瓶

龍文堂 替蓋付饕餮文鉄瓶
品目 -
価格 200,000円

「龍文堂 替蓋付饕餮文鉄瓶」をお買取りいたしました。

「龍文堂(りゅうぶんどう)」は、京都で作られたのブランド鉄瓶です。江戸末期から昭和33年ごろまで8代も続いた老舗で、京都における鉄瓶鋳造は龍文堂から始まった、とも言われています。
「鉄瓶(てつびん)」と聞くと、多くの人が岩手県の「南部鉄器(なんぶてっき」を思い浮かべるのですが、実は京都を含む京阪神も鉄瓶の生産が盛んでした。
ほかの地域の鉄瓶と区別するために「京鉄瓶」と呼ばれることもあります。

「龍文堂」は、江戸末期に初代である四方龍文(しかた りゅうぶん)が、蝋型を使った鉄瓶鋳造を考案したことが始まりです。蝋型を使った鋳造は、非常に細部にまでこった細工ができるため、龍文堂の鉄瓶は特に目の肥えた数寄者(すきしゃ)が愛用しました。
2代目以降は正式に「龍文堂」を名乗るようになり、とくに明治から大正時代にかけて、龍文堂は高級鉄瓶として名をはせました。著名な職人も多く出て、鉄瓶に個人銘を入れることもありました。
龍文堂の銘は、通常、蓋の裏に入っています。

龍文堂のような京阪神の鉄瓶は、特徴として底に「鳴金(なりがね)」という薄い鉄片を貼ってあることが多く、火にかけると音が鳴るようになっています。
この音がまるで風の音のようだ、ということで、茶席などで非常に愛好されました。
そもそも鉄瓶は、茶道でお湯を沸かすために使用される「茶の湯釜」に、取っ手と注ぎ口を付けたものが原型だと言われています。そのため現在でも「盆手前(ぼんでまえ)」など、簡略な茶道のお手前で使用されることもあります。

今回のお品物は、龍文堂の「饕餮文鉄瓶(とうてつもんてつびん)」です。
「饕餮文(とうてつもん)」とは、古代中国から続く獣面模様で、大きな目と口、曲がった角、爪のある足が特徴です。悪い精霊を防いでいるという神獣で、龍文堂の鉄瓶らしい豊かな装飾性が目を引きます。
形の異なる「替え蓋」もついており、日常使いも可能な鉄瓶です。

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