ブログTOP

絵画のオークション落札額 TOP10【2019年最新ランキング】

絵画のオークション

オークションには定められた価格が存在しないため、希少で価値ある絵画は天井知らずに高騰していきます。
近年は、バンクシーが描いたとされる絵画が落札された瞬間にシュレッダーにかけられるという事件が大きなニュースになりました。ちなみに、シュレッダーの仕掛けが作動した

競売とは?世界の有名オークション

オークションは、競売もいいます。通常の購買と大きく異なるのは価格が決まっていないこと。あらかじめ定められているのは最低入札金額のみです。買い手は、自分の購入条件を提示し、ほかの入札者と購買する権利を競います。もっとも良い購入条件を提示した入札者が、商品を手にできるので入札者同士の駆け引きが白熱することもあります。
また、反対に最高金額がまず主催者から提示され、価格が下げられていく中で入札をおこなう「ダッチ・オークション」と呼ばれる手法もあります。
絵画や美術品を扱うオークションハウスを、いくつか挙げてみましょう。

オークションハウス:サザビーズ

世界的に有名なオークションハウス、サザビーズは米国や英国、中国、香港、スイス、イタリアなどにあります。
古典絵画から印象派、現代美術、東南アジアをはじめとした各国の美術品やアート作品、腕時計やワインなども扱っています。

オークションハウス:クリスティーズ

サザビーズに次いでよく知られているのがクリスティーズ。米国、英国、イタリア、オランダなどにオークション会場をもち、19世紀のヨーロッパ芸術、20世紀の絵画をはじめとするアート作品、肖像画、中国美術、日本美術、写真、さらに家具や楽器、住宅まで広く扱っています。

オークションハウス:エスト・ウェストオークションズ

エスト・ウェストオークションズ株式会社は、日本と中国に展開するオークションハウスです。西洋と東洋の装飾美術やアール・デコのアート作品、近代絵画、ジュエリーやワインを主に取り扱っています。

最高額はいくら?オークションで落札された高額ランキング

世界の名画の中には、驚くような価格で落札された作品がたくさんあります。
ここからは、オークションで落札された絵画を高額な順にご紹介していきたいと思います。
なお、日本円に換算した価格はすべて落札当時のレートです。画像はWikipediaから引用しました。

第1位:レオナルド・ダ・ヴィンチ「サルバトール・ムンディ」

レオナルド・ダ・ヴィンチ「サルバトール・ムンディ」
購入価格:約508億円(約4億ドル)
購入日:2017年11月15日
購入者:アブダビ文化観光局

男性版のモナ・リザという異名をもつ「サルバトール・ムンディ」は、青いローブをまとい、右手をクロス(十字架)にして左手に水晶玉をもったキリストの姿を描いたものです。
1958年にオークション出品された時にはレプリカとされていましたが、ダ・ヴィンチの真作と証明されてから史上最高額で落札されました。

第2位:ウィレム・デ・クーニング「インターチェンジ」

ウィレム・デ・クーニング「インターチェンジ」
購入価格:約330億円(約3億ドル)
購入日:2015年9月
購入者:ケネス・グリフィン(シタデル・インベストメント創業者)

2015年、当時最も高額な油彩画の作品とされたのがこの「インターチェンジ」です。
美術館などの出品ではなく、デヴィッド・ゲフィン財団と米国ヘッジファンドマネージャー、ケネス・グリフィンとの個人間取引での高額落札ということで、話題になりました。ダイナミックで迫力のある作品です。

第3位:ポール・ゴーギャン「いつ結婚するの」

ポール・ゴーギャン「いつ結婚するの」

購入価格:約300億円?(約2〜3億ドル)
購入日:2015年2月
購入者:カタール王室(国立美術館)

ゴーギャンが初めてタヒチを旅した時に描かれたとされる作品です。
スイスの実業家がスイス、バーゼル私立美術館へ貸し出していた作品ですが、カタール王室によって落札されました。

第4位:ポール・セザンヌ「カード遊びをする人々」

ポール・セザンヌ「カード遊びをする人々」

購入価格:約300億円(約2億5,000万〜3億ドル)
購入日:2011年4月
購入者:カタール王室

5点が現存するといわれるセザンヌによる「カード遊びをする人々」のうちの1点です。
ギリシャの富豪からカタール王室へ渡りました。と取引額のはっきりした数字は明らかになっていません。
こちらは2人の男がテーブルでカードに興じる様子を描いていますが、複数人がカードゲームをしている様子を描いた同名の作品もあります。

第5位:ジャクソン・ポロック「ナンバー17A」

ジャクソン・ポロック「ナンバー17A」

購入価格:約220億円(約2億ドル)
購入日:2015年9月
購入者:ケネス・グリフィン

こちらは、第2位で紹介したクーニングの「インターチェンジ」と併せて購入された作品です。
ケネス・グリフィンは、2作品に対しておよそ5億ドルを支払ったといわれています。こちらも元の所有者はデヴィッド・ゲフィンでした。
ポロックやクーニングの作品は、高額で落札されることの多い作品です。

第6位:パブロ・ピカソ「アルジェの女たち(バージョンO)」

パブロ・ピカソ「アルジェの女たち(バージョンO)」

購入価格:約215億円(約1億7,900万ドル)
購入日:2015年5月
購入者:ハマド・ビン・ジャシム

ピカソによる「アルジェの女たち」は、ドラクロワによる同名の絵画をモチーフにしたものです。バージョンA〜Oまで制作されており、こちらはそのうちの1点。一説には1954年に亡くなったマティスの追悼を込めて描かれたといわれています。
落札したジャシムは、カタールの首相を務めたことのある富豪です。

第7位:レンブラント・ファン・レイン「マールテン・ソールマンスとオーペン・コーピットの肖像」

レンブラント・ファン・レイン「マールテン・ソールマンスとオーペン・コーピットの肖像」01 レンブラント・ファン・レイン「マールテン・ソールマンスとオーペン・コーピットの肖像」02

購入価格:約200億円(約1億6,000万ユーロ)
購入日:2015年9月
購入者:アムステルダム国立美術館とルーブル美術館(共同購入)

マールテン・ソールマンスとオーペン・コーピット結婚の際に描かれた、サイズの大きな肖像画です。
フランスの富豪であるエリック・ド・ロスチャイルド男爵の元から売却され、オランダのアムステルダム国立美術館とフランスのルーブル美術館が共同で費用を出し合い、購入しました。

第8位:マーク・ロスコ「No.6(すみれ、緑、赤)」

マーク・ロスコ「No.6(すみれ、緑、赤)」

購入価格:約190億円(約1億8,000万ドル)
購入日:2014年
購入者:ドミトリー・リボロフレフ

抽象表現主義のこの作品は、キャンバスに塗り分けられた色のみで表現された絵画です。
この絵画を描いた1951年当時、ロスコは絵が売れない不遇の時代にあり作品の色使いにもその憂いが反映されています。

第9位:アメデオ・モディリアーニ「横たわる裸婦」

アメデオ・モディリアーニ「横たわる裸婦」

購入価格:約180億円(約1億7,000万ドル)
購入日:2015年11月9日
購入者:刘益谦

クリスティーズのオークションで、中国人実業家によって落札された「赤いヌード(横たわる裸婦)」はモディリアーニの代表作。ティツィアーノによる「ウルビーノのヴィーナス」の構図を参考にしているという説もあり、大胆で鮮烈な印象がありながらもどこか神々しい絵画です。

第10位:ロイ・リキテンスタイン「マスターピース」

ロイ・リキテンスタイン「マスターピース」

購入価格:約180億円(約1億6,500万ドル)
購入日:2017年
購入者:スティーブン・コーエン

漫画の1コマをベースとして描かれたこの絵画は、「ねぇあなた、この絵は傑作よ!近いうちにニューヨークで注目されるでしょう!」というせりふが描かれており、ポップアートの巨匠として名が知られたリキテンスタインの成功を暗示しているようです。
元の持ち主は事前実業家です。刑事司法改革の資金調達という名目で、個人間取引により売却されました。

まとめ

古い時代の絵画や、著名なコレクターによって取引された絵画は、さらに今後も高値で取引されていくことでしょう。
また、バンクシーのように新たな芸術家による作品も、歴代の高額落札された絵画と肩を並べ抜き去っていくかもしれません。芸術に値段がつけられない、というのは建前。人間が取り扱う以上、評価に金銭的価値はつきものといえるのではないでしょうか。

絵画買取

絵画 買取

絵画買取なら、福助にお任せください。創業から年に及ぶ信頼と多数の実績をもとに、油絵・水彩画・現代アートなど、画家や価値の分からない作品でも絵画買取歴20年以上、相場を熟知した鑑定士が無料で査定いたします。…

LINE査定 無料相談 フリーダイヤル
Scroll Up