池田満寿夫の買取

池田満寿夫:陶芸家や映画監督としてマルチな才能を発揮した画家

池田満寿夫(いけだ ますお 1934-1997年)は、画家、陶芸家、小説家、映画監督などいくつもの芸術分野で作品を発表した芸術家です。

旧満州国(現中国北東部)に生まれた満寿夫は、長野市に引き揚げ、高校を卒業後に上京して独学で版画の技術を習得しました。版画に取り組むにあたっては、画家で版画家の瑛九(えいきゅう)のすすめがあったといわれています。

満寿夫の銅版画は、文部大臣賞をはじめとして東京都知事賞、国立近代美術館賞などを受賞、海外でも広く受け入れられ、パリ青年ビエンナーレ、ベネチア・ビエンナーレなどで次々に賞を獲得しました。小さなプレス機で刷るところからスタートし、賞をとるたびに大きなプレス機を購入したため、時代が下るほど作品サイズが大きくなるというエピソードがあります。

また、文学の世界においても小説「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞を受賞、その作品を自ら監督して映画化するなど、マルチに活躍しました。挿絵画家としてコラージュを多用したカットを描いていた時代もあります。
版画、絵画、陶芸など、いずれも風刺とエロティシズムを独自の解釈で表現したものが多く、講演やTV出演したこともありました。

画壇の付き合いとは無縁の生活を送りましたが交際関係は広く、なかでも舞踊家、演出家の土方巽(ひじかた たつみ)、仏文学者としても知られる小説家の澁澤龍彦(しぶさわ たつひこ)らは満寿夫が描く絵画の中にもその肖像が登場しています。

フリーダイヤル LINE査定 無料査定・お問合せ
フリーダイヤル LINE査定 無料相談