井上萬二の買取

井上萬二:銀座和光で40年個展を開催し続けた白磁の人間国宝

井上萬二(いのうえ まんじ 1929年-)は、佐賀県西浦松郡、有田町の窯元に生まれた陶芸家です。

重要無形文化財「白磁」保持者いわゆる人間国宝であり、銀座和光にて40年連続で個展を開催、毎年20作ずつ色味や造形の異なるさまざまな「白磁」を発表するなど、精力的に活動を続けています。

太平洋戦争のただなかで成長した萬二少年は、海軍飛行予科練習生に志願しパイロットとして従軍、復員後に親の窯元を継ぐ陶芸家として、修行を始めます。

陶芸家として身を立てるなら「自分だけのものを作りたい」と志を高くもち、第13代酒井田柿右衛門の下で磁気製法を、奥川忠右衛門の下でろくろ技術を学びます。

その後、県立有田窯業試験場の技官として勤務、かたわらで釉薬や意匠についての研究に勤しみました。
「名陶無雑」つまり完璧な陶磁器に色はいらないという独自の主義を掲げ、濁りや歪みのない「白磁」を追求して作陶を続けています。

鮮やかな彩りを特徴とする有田焼の中にあって、白磁を追求するその姿勢はとても特徴的なものといえるでしょう。

ペンシルバニア州立大学で有田焼の講師を務めたほか、ドイツ、ハンガリー、ポルトガル各国での個展、モナコ公国の「レニエ大公即位50年」を記念した展覧会などを開き、いずれも好評を博しました。1997年には紫綬褒章を、2003年には旭日中綬章をそれぞれ受章しています。

国内で500人以上、米国で150人以上という多数の弟子をもち、後進の指導にも熱心であることが知られています。

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