神坂雪佳の買取

神坂雪佳:イギリスのジャポニズムにふれた昭和の琳派画家

神坂雪佳(かみさか せっか 1866-1942年)は、絵画と工芸の分野で活動した画家、図案家です。

雪佳は京都御所警護の武士である父をもち、幕末の京都に生まれました。
10代で日本画家に師事し、そののち装飾芸術に興味をもって工芸意匠を学びました。
明治の後半にはイギリスで開催された「グラスゴー国際博覧会」を視察し、世界各地の図案を見学しています。

この時、西洋では日本美術を取り入れたジャポニズムが流行していました。
雪佳はそれを目の当たりにして、改めて日本の優れた装飾美を認識したといわれています。

さらに、この時期から琳派の研究にも勤しむようになります。
琳派は、大和絵の伝統をベースとした装飾性豊かな構図が特徴です。
現在では、雪佳は「昭和の琳派画家」と呼ばれ、尾形光琳や俵屋宗達、酒井抱一といった琳派の代表的な画家に列せられる存在になっています。

デフォルメやトリミング、クローズアップといった手法を用いて、大胆かつモダンな作品を世に送り出しました。「立雛図」、「日本武尊図」などの掛軸もたいへん人気があります。

2001年には、エルメスが発行するカタログ誌「LE MONDE D’HERMES(ル・モンド・エルメス)」の表紙に雪佳の作品が用いられるなど、その芸術性は国内外で色褪せることがありません。

ちなみに蒔絵師の神坂祐吉(ゆうきち)、日本画家の神阪松濤(しょうとう)はどちらも雪佳の弟にあたります。彼らの作品の中には、雪佳が図案を提供したものもあります。

神坂雪佳の掛け軸買取・鑑定なら買取福助へご相談ください。

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