川端康成 買取

川端康成について

ノーベル賞を受賞した日本を代表する新感覚派の作家

川端康成(かわばた やすなり 1899-1972年)は、大阪府大阪市で生まれ、「伊豆の踊り子」、「雪国」などで知られる小説家です。また書をたしなんでいたために肉筆の掛軸といった作品も残されており、作家の息吹をいまに感じることができます。絵画を好み、当時まだ無名だった草間彌生(くさま やよい)の作品を購入したこともあったようです。康成の父は開業医でしたが体が弱く、夫婦揃って結核に感染、父の実家に預けられて育ちました。幼い頃に両親を失い、自身も早産による虚弱体質だった康成の少年時代は、その後の創作に両親への思慕や病気への恐れとして反映されることになります。学校を休みがちではありながら祖父母の手ほどきゆえに成績はよく、次第に小説など文学の世界に惹かれるようになっていったといわれています。東京帝国大学文学部英文学科(現東京大学)に入学したのち、先輩である菊池寛に才能を認められ、その跡をつぐ形で第6次となる同人誌「新思潮」を創刊。以降も、菊池寛の助力を得ながら数々の作品を発表、流行作家として名声を手に入れました。
康成の作風は、ヨーロッパのダダイズムやアバンギャルド運動といった前衛文化を取り入れ、新感覚派と称されています。ヨーロッパに流行していた新しい思想や主義を取り入れつつも、和歌を彷彿とさせるような唯一無二の言語感覚により、ノーベル文学賞を受賞するに至りました。ノーベル文学賞の受賞は、当時日本人初となる快挙でした。

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