久隅守景の買取

久隅守景:息子と娘も同じ門下で活躍、謎多きエネルギッシュな絵師

久隅守景(くすみ もりかげ ?-?年)は、江戸時代前期に活躍したとされる狩野派の絵師です。狩野永徳の孫である狩野探幽の弟子であり、娘は同じく狩野派の絵師、清原雪信(きよはら ゆきのぶ)です。

無下斎、一陳斎などの号を用いて、寛永〜元禄にわたり60年の長きにわたって活動、200
点あまりの作品を残したといわれています。

若くして探幽に弟子入りし、「山水・人物を得意とし、その妙は雪舟と伯仲、探幽門下で右に出る者なし」と称されていたにも関わらず、その生涯について詳しいことはあまり分かっていません。

探幽の姪との結婚を許可され、探幽の画風を受け継ぎ継承してきた守景ですが、同じく狩野派一門となった息子彦十郎が、遊郭通いによって破門後に佐渡へ流されたことと、娘雪信が門下生と駆け落ちしたことなどから次第に狩野派から距離を置くようになりました。
このあたりが、生涯が謎とされる所以なのかもしれません。ですがその後は金沢で自由な創作をおこない、独自の画風を確立しています。

守景は金沢で、日常を生きる農民が耕作している図などを素朴な筆致で描きました。師匠である探幽の画風をなぞっている時とは、まったく異なる味わいが特徴です。

晩年は金沢から京都へ移り住み、茶人と交流しながら精力的に活動を続けたとされています。
代表作は国宝の「納涼図屏風」、重要文化財の「四季耕作図」などで、山水図などが掛け軸として残されています。いずれも、のびやかで穏やかな印象の筆使いが特徴です。

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