中川浄益の買取

中川浄益（なかがわじょうえき）は千家十職のひとつ、中川家の金物師です。表千家・裏千家・・武者小路千家ゆかりの作家で、茶道具である建水や釜、水指、香炉などを作っています。

いずれも高い技術が必要な茶道具ばかりで鑑定額は高額です。中川浄益はとくに精巧な金工が高く評価されており、緻密な象嵌や美しい打ち出しがみごと。

高価買取されるものが多いので、売却時は目利き鑑定士に無料査定を依頼しましょう。

中川浄益のような高額査定される作家の作品は、箱や鑑定書など付属品とともに査定を受けましょう。鑑定書は鑑定士の真贋判定を助けるものになりますし、美術品の価値を高めるものです。

とくに箱が中川浄益の署名や落下が押してある「共箱」だと、さらに鑑定額が上がります。箱や書類は処分してしまいやすいものですが、買取相場においては重要なもの。

業者の無料鑑定が終わるまでは、作品とともに保管しておきましょう。

骨董品・美術品を査定に出すときは、複数の買取店に見積もりを頼むのがコツです。中川浄益の釜や急須、建水は大変に貴重なものですが、茶道具にくわしくない鑑定士はそれほど高い買取価格をだしません。

逆に、中川浄益の作品を探している買取店や茶道具の販売ルートが確立している店は高額査定です。複数の見積もりをそろえることで、高い買取価格の店がわかります。

納得の売却のためにも複数見積もりを取りましょう。

中川浄益の茶道具は、貴重な品物。査定を依頼するときは、無料鑑定を実施している買取業者に頼みましょう。大きな建水や茶道具の釜は、買取店へ持ち込むより出張買取で自宅へ鑑定士に来てもらうのがおすすめ。

買取業者によっては、東京の24区内なら交通費不要で出張してくれるところもあります。しかしなかには、査定後に高額な鑑定料を請求する悪質な業者もいますので要注意です。事前に費用の確認をしましょう。

はじめての買取で、どの買取業者に相談したらいいかわからない、という場合は過去の買取実績が多い業者に相談しましょう。

買取業者はこれまでに買取した品をホームページに掲載しています。茶道具の紹介が多かったり、中川浄益の品物を多数のせていたりする業者なら安心して査定を依頼できます。

またネット上では買取業者のクチコミや評判も見られますので、売却する前に一度はホームページをのぞいてみましょう。