坂本繁二郎の買取

坂本繁二郎:神童と称されフランスで学んだ青木繁のライバル

坂本繁二郎(さかもと はんじろう 1882-1969年)は、福岡県久留米市生まれの洋画家です。10歳から絵画について学び、早いうちから神童ともてはやされました。

二男であったために高等小学校(現在の高等学校に相当)以上の進学を諦めて、図画代用教員として働きました。しかし、同じ年に生まれて良きライバルとして切磋琢磨していた青木繁が東京で学んできた成果を見て驚嘆、20歳で上京します。

ちなみに、青木繁とは群馬県妙義山や信州方面へスケッチ旅行に出かけたこともあり、彼が20代の若さで亡くなった後は、遺作展や画集の刊行を果たすべく奔走しました。その一方で、繁二郎が青木繁の未発表作品を数十点、誰にも知らせる秘蔵していたことも分かっています。その理由については諸説あり、親友でありながらライバルでもあったその関係性は、一言でいいあらわせるものではないようです。

上京後、第1回と第6回文展に入選、二科会の創立に寄与しました。また、1921年にはさらに学ぶため、フランスへ渡ります。フランスでは名だたる巨匠の絵よりもむしろその自然に強く心惹かれ、写実を超える技法によって本場の画家たちに高く評価されました。

フランスから帰国後は久留米に戻り、東京へ出ることなく故郷で創作を続けました。知人のつてによって福岡県八女にもアトリエをかまえており、ここも拠点の一つになっています。

「水より上る馬」、「放牧三馬」といった代表作品のほか、絵画論をあらわした著書も数多く刊行しています。

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