滝和亭の買取

滝和亭:明治期南画の第一人者で、華麗な花鳥画が人気の大家

滝和亭(たきかてい)は、幕末から明治期の南画の第一人者です。
幼少期より絵に興味があり、荒木寛快らに師事して、南宋・北宋の画風を学びました。16歳のころに文人画家の大岡雲峰の弟子になり、南画・四条派の写実的な技法も身につけました。

のちに長崎に遊学して鉄翁祖門(てっとうそもん)の門下で長崎南画も学ぶなど、数々の画家との交流を通して画技を磨き上げ、とくに華麗な花鳥画や人物画が高い評価を受けました。

明治維新後は内国勧業博覧会にたびたび出品して受賞を続け、ウィーン万博やシカゴ万博でも数々の賞を受賞。1893年(明治26年)には帝室技芸員に任命され、宮内省外務省からの依頼作品の制作に努めました。

後進の育成にも熱心で竜池会や東洋絵画会、日本美術協会などで日本画と伝統美術の隆盛に尽力し、東京帝国大学の東洋日本美術史の初代教授として教鞭をとりました。中国画論にも通じており、当時しだいに人気が上がり始めていた西洋画に対抗して、日本画の良さを守り続けようと努めた画家でした。

滝和亭の画風は南画らしい流麗さが特徴です。多彩な色数や伝統的な構図など南画の基本をしっかりととらえたうえ、代表作のひとつ「花鳥之図」にもあるように、鳥の羽や花弁のひとつひとつにも細心の注意を払って緻密に表現しています。

作品は彩色・墨色のどちらも、きめ細やかな描写がみられて南画の美しさを堪能できるため、骨董市場での需要がなくならない作家です。

滝和亭の買取事例

https://antique-kaitori.com/kakejiku/suibokuga/item10744/

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