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徳川慶喜について

倒幕派からも家康の再来と称えられた最後の征夷大将軍

徳川慶喜(とくがわ よしのぶ 1837-1913年)は、江戸幕府第15代将軍であり、日本最後の征夷大将軍です。
歴代の徳川将軍の中で唯一、在任中に江戸入城をしなかった将軍として知られています。

慶喜は、江戸の華美な風俗に触れさせず教育するという父斉昭(常陸水戸藩第9代藩主)の方針により、幼少期を水戸で過ごしました。藩校である弘道館で学問と武術を学び、その頃から聡明さは際立っていたといわれています。

それは将軍に就いても失われることがなく、倒幕派である桂小五郎も「家康の再来をみるようだ」と慶喜の知力を認め、警戒していたそうです。江戸幕府最後の将軍が聡い慶喜であったからこそ、江戸城の無血開城や明治維新が達成されたのかもしれません。

戊辰戦争の終結まで謹慎を命じられていましたが、謹慎を解かれた後は、静岡に隠居して生活しました。多額の隠居手当を得て、写真や狩猟、謡曲などの趣味に没頭し、政治的な野心はまったくもたなかったといわれています。興山という号を用いました。また、この頃は庶民から慶喜の読みかえである「けいき」と呼ばれていました。

本人もこの読みを気に入っており、弟に宛てた電報でも自身を「けいき」と称することがあったようです。慶喜の七男である慶久も、これにならって地域の人から「けいきゅうさま」と呼ばれたという記録が残っています。ちなみに、司馬遼太郎や福沢諭吉も、この読みについて自著で言及しています。

日本近代化において江戸幕府を閉じる役目を担った慶喜の掛け軸買い取りは、買取福助にご相談ください。

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