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吉井勇について

劇作家としても活躍した華族の耽美派歌人

吉井勇(よしい いさむ 1886-1960年)は、旧薩摩藩士を祖父、海軍軍人を父にもち、東京芝区に生まれました。歌人、脚本家として活動し、短歌や墨跡が掛軸として現在まで伝えられています。
華族であった勇は少年時代、学校へ通うかたわら漢学塾でも学びました。「海軍少年」という短歌を投稿し1位に選ばれるなど、その才能は突出していたようです。

本格的に歌人として活動をスタートさせたのは、早稲田大学文学科高等予科(現早稲田大学院高等学校)を中退したあとのことです。耽美派の歌人として、北原白秋らと「パンの会」を結成、森鴎外が筆頭となって創刊した「スバル」の編集委員としても活動しました。

「パンの会」は、当時の若い芸術家が新芸術をテーマに語り合うことを目的として結成された談話会です。会の名称はギリシャ神話の牧神にちなんでおり、勇のほかには木下杢太郎(きのした もくたろう)、小山内薫(おさない かおる)、市川左団次らが名を連ねていました。また、永井荷風が顔を出したこともあり、隅田川をパリのセーヌ川に見立てて、浪漫派の芸術を語りつつ遊んだといわれています。

これらと同時期に坪内逍遥の目にもとまり、劇作家としても作品を書くようになりました。道徳よりも美の形成と享受を第一にする耽美派の芸術家として知られ、代表作には、「酒ほがひ」、「祇園歌集」、戯曲集「午後三時」などがあります。また、中山晋平が作曲した「ゴンドラの唄」では作詞を手がけています。

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