銅製金象嵌入り仏具・五鈷杵

銅製金象嵌入り仏具・五鈷杵
品目 仏像
価格 50,000円
買取方法 出張買取
買取地域 東京都品川区

銅製金象嵌入り五鈷杵をお買取りいたしました。

五鈷杵(ごこしょ)は、仏教の中でも密教(みっきょう)の宗教道具です。
密教の数多くある法具(ほうぐ)のなかでも非常に重要なものである金剛杵(こんごうしょ)のひとつです。

杵(きね)という字が入っているように、金剛杵(こんごうしょ)は杵をイメージした形をしています。
中央の握りから、杵のような左右対称にある突起物が延びています。これは、突起物の鋭さで煩悩を打ち破るためのものです。
金剛杵はもともと「ヴァジュラ」と呼ばれる武器であり、仏の知恵が煩悩を打ち負かすことから、仏の知恵の得をあらわす法具になりました。

金剛杵は両端にある突起物の数により、独鈷杵(とっこしょ)・三鈷杵(さんこしょ)・五鈷杵(ごこしょ)に分けられます。
独鈷杵(とっこしょ)は、祈る人々と仏が一体となることを表わし、三鈷杵(さんこしょ)では、祈る人の三業が仏の三密に通じることを表わします。
そして五鈷杵は仏の五智を表現し、左右対称形になっているのは、仏の五智と人の五智が、本来は一体であることを表現しています。

また五鈷杵の一端は五智を意味し、もう一方は大日如来とともにいる四波羅蜜菩薩(しはらみつぼさつ)と、忿怒明王(ふんぬみょうおう)を意味するとも言われます。
つまり、五鈷杵そのものが仏教における非常に重要な「金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)」のシンボルだともいえるのです。

今回のお品物は、全体に細かい象嵌(ぞうがん)ほどこされている五鈷杵です。
左右対象に作られた五鈷杵のうえに、別の金属や素材を埋め込んで模様とした見事な細工は、五鈷杵を法具であると同時に美しい芸術品にもしています。
日本では、五鈷杵といえば弘法大師・空海が右手に持っている法具として有名です。魔を払い、身を守る法具として、身近に持っている方もみえます。

精緻な技術で作り上げられた五鈷杵は、手に持って見て、心を鎮める働きもある貴重なお道具です。

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