絵画を売る方法 (店頭・宅配・出張)3種類を徹底比較

絵画を売る方法 (店頭・宅配・出張)はどうする?おすすめの方法を解説

絵画を売る方法にはいくつかあるみたいだけどどれを選べばいいの?
自分に向いた絵画売却の方法を知りたい

絵画買取業者を利用する際、その方法として店頭・宅配・出張の3パターンがよく見られます。しかし、実際にはどれを選べばいいのか今ひとつ分からない、という人もいるのではないでしょうか。

本記事では、絵を売る方法として主要な3パターンそれぞれのメリットデメリットを紹介しつつ、その方法がむいている人はどういうタイプなのかについて解説します。
これから絵画買取店を利用する予定の方は、ぜひ参考にしてください。

絵画を売る方法その1|店頭買取

自分の都合が良い日に立ち寄って鑑定をお願いできる店頭買取は、昔からある定番の絵画を売る方法です。店頭買取のメリットとデメリット、向いている人について解説します。

メリット:買取店の雰囲気を自分の目でチェック、納得してから売却

「店頭買取」とは、売りたい絵画を自分で買取店に持ち込む方法です。
「店頭買取」の最大のメリットは、買取店の雰囲気と対応を、自分の目でチェックできること。

評判のいい買取店は、外観が清潔で店に入ってからも接客もていねいです。絵画を売りに来たお客さまに対して、誠意をもって対応している買取店は、買取金額も高いものです。

そしてスピーディにお品物を査定。査定は早さも大事ですが、お客さまの絵画に対する愛情までもくみとって、お品物の価値を正確に査定できるかも大事なポイントです。

こういった接客態度の買取店なら、売る側も買取価格に納得して大事な絵画を手放すことができます。
絵画の売却は、買取価格さえ高ければどんな店でもいい、というわけにいきません。売り手が納得して、安心して売ることができれば、達成感もあります。

店頭買取では、自分の目で買取店を見て納得してから絵画を売るので、精神的な安心につながるのがメリットです。

デメリット:重量・大型絵画も自分で運搬・引取り

では、店頭買取のデメリットは何でしょうか。
それほど大きなデメリットはありませんが、あえて言うなら重い作品・大きな作品であっても、自宅から店舗へ運ばなくてはならない点です。

たとえば、ブロンズ製の彫刻作品は小さいものでも重量があるので持って歩くのは大変ですし、70センチ×70センチ以上ある額縁入りの大型絵画などはかさばって持ちにくい。

店頭買取の場合は、作品を店舗まで運ぶ労力が必要になります。
労力を節約するためにも、なるべく駅から近い店舗を選ぶか、少なくとも駅から徒歩圏内の買取店を選びましょう。

店頭買取におすすめの人は「すぐに絵画を売りたい人」

店頭買取におすすめの人は、すぐに絵画を売りたい人です。店頭で査定をしてもらい、その価格に納得できれば即決で売却できます。宅配買取の場合は、配送に時間がかかりお金を手にするまでにどうしてもタイムラグが発生します。出張買取の場合は、連絡をしてすぐに来てもらえればいいのですが、予約制で来てもらうまでに時間がかかる場合もあります。また、他人を家に入れるため、事前に片づけする時間が欲しい人もいるでしょう。

また、近くに絵画の専門家が在籍している絵画買取店がある場合も店頭買取がおすすめです。絵画専門の担当者がいるときを確認して絵画を査定してもらうことで、納得性の高い価格提示を受けられる可能性が高くなります。

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絵画を売る方法その2|宅配買取

宅配買取派、最近増えてきている買取方法です。宅配買取のメリットデメリットと、宅配買取におすすめの人についても見ていきましょう。

宅配買取のメリットは「遠方の業者も選べること」

宅配買取のメリットは、実店舗に足を運ばなくて良く、遠方の業者も選択肢に入れられることです。店頭買取や出張買取は、どうしても地域に縛られます。絵画の専門家がいて、良い査定を出してもらえるなど特別な事情がない限りは、なかなか遠方の業者は選べないでしょう。出張買取の場合、遠方でも交通費を出せばOKの業者もいますが、その交通費分を払う価値が絵画にあるかどうかという点が気になります。

宅配買取なら、そのような心配はありません。送った絵画を査定してもらって、査定額に納得いかなければ返送してもらうことも可能です。対面式ではないため、人に気を遣うことなく絵画を売ることができる点も、シャイな方にはうれしいでしょう。

宅配買取のデメリットは「梱包の手間と見えない部分の不安」

「絵画を宅配」と簡単に言いましたが、実際には梱包の手間がかなりかかります。絵画を傷めないように注意したつもりでも、何らかの弾みで絵画にダメージが加わる可能性もゼロではありません。また、絵画を売却しないとした場合に返送されるのだろうかという不安も感じます。これらの点は、宅配買取のデメリットと言えるでしょう。

宅配買取におすすめの人は「近隣の絵画買取店が少ない人」

宅配買取におすすめの人は、近隣にあまり絵画買取店がない人です。選択肢がなく競争原理が働かないエリアで営業している絵画買取店なので、提示額も納得いく価格になるかどうか分かりません。絵画は相見積もりを必ずしないと損をするため、地元の業者が少ない場合は、宅配買取可能な遠方の業者も選択肢に入れて、より条件の良い業者を選びましょう。

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絵画を売る方法その3|出張買取

出張買取は、自宅に業者を呼び寄せて査定と買取を進める方法です。絵画を売る方法としてよく利用されていますが、そのメリットとデメリットは何でしょうか。

出張買取のメリットは「絵画を傷める心配なくすぐ買取可能」

出張買取のメリットは、絵画を傷める心配がなく、すぐその場で買取ってもらうこともできる点です。出張鑑定は、絵画を動かすことなく査定と買取が頼める唯一の方法で、大きい絵画の場合はこの選択肢しかないとも言えます。その場ですぐに買取を決めたくない場合は、出張買取を頼む前に、その旨を伝えてお願いしておくと安心です。そのようにお願いして渋る業者には、出張鑑定を頼むべきではありません。

出張買取のデメリットは「契約するまで帰らないと粘る悪徳業者に遭うリスク」

出張買取には、押し売りならぬ「押し買い」のリスクがあります。提示された価格に納得がいかないのに、契約するまで帰らないと粘る業者に運悪く当たってしまうと、非常に嫌な思いだけが残ってしまうかもしれません。

また、家の中に入られるストレスや、家を覚えられてしまうストレスなど、人によっては結構ストレスを感じしてしまう点もデメリットです。

出張買取におすすめの人は「大量の絵画を売りたい人」

出張買取が特におすすめの人は、大量の絵画を売りたい人です。店頭買取や宅配買取ではカバーできないので、選択肢が自動的に出張買取のみになります。1点だけ売りたいという人でも、自分で悪徳業者を避けて安心できる買取業者を選べるのなら、絵画を傷付けない出張買取はおすすめの方法です。

一番おすすめの絵を売る方法は「出張買取」

ここまで解説してきましたが、一番おすすめの絵を売る方法は「出張買取」です。絵画を傷める心配がないというメリットは非常に大きく、重要なポイントとなります。

悪徳業者を選ばないようにするコツは、3社程度の絵画買取業者に相見積もりを取り、安心できる業者を選ぶことです。多くの業者とやり取りすることで、サービスの良い業者、危なそうな業者など、業者を見る目が養われます。出張買取をする方は特に相見積もり必須で臨みましょう。

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まとめ

絵画を売る方法について、店頭・宅配・出張それぞれのメリットデメリットやおすすめの人について解説しました。これまでの内容をおさらいしておきましょう。

  • すぐに現金化できる「店頭買取」
  • 遠方の業者にも買取ってもらえる「宅配買取」
  • 多く絵画を売りたいなら「出張買取」
  • いちばんおすすめの方法は絵を傷つける心配のない「出張買取」

自分に向いている絵画を売る方法を見極めて、納得できる価格で絵画を売ってくださいね。

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