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骨董品をリサイクルショップに持ち込んではいけない5つの理由

最近は断捨離が流行っており、家の中にあるものを売って現金化する人が増えています。そこで活躍するのがリサイクルショップです。ところが、骨董品やアンティークに関してはリサイクルショップを利用したことで損をするケースが多いのが現状です。

なぜ骨董品やアンティークをリサイクルショップに持ち込んではいけないのか。5つの理由をご説明します。

リサイクルショップは骨董品を買い取る場所ではない

リサイクルショップは、身の回りの雑貨や生活用品、食器、おもちゃ、衣類など使わなくなったものを安く買い取り、手頃な価格で販売するお店です。

持ち込まれる商品の種類が多い反面、身近な商品がほとんどとなるため、骨董品を見極める力がありません。その理由を説明していきます。

1骨董品に対する専門知識がない

お客様
お客様
リサイクルショップにも査定をするスタッフがいるように思うのですが?
福助
福助
身近な商品を査定するのが基本なので、美術品や骨董品の値付けができる人はいないと思ってください。

骨董品やアンティークを高価で買い取るには、その真贋を見極める力市場での価値を知っていなければなりません。鑑定士は、その力を身につけるために何年も修行をし、経験を積んでいます。でも、リサイクルショップの店員は修行に行くことはありませんし、骨董品が持ち込まれることがほとんどないため、実際に目にする機会もありません。

また、リサイクルショップでは、「このブランドならこの価格」というマニュアルを作ることで、損のない価格提示ができるシステムを作っています。これは誰でも適切な価格で買い取りをするためのノウハウです。ただし、美術的価値があるもの、歴史的価値があるもの、古くても市場で人気の高いものを見極めなければなりません。これはマニュアル化できるものではありませんので、高価買取できない結果となります。

例えば、古い皿があるとします。ただの古い皿と評価されれば数十円、数百円の価値しかないと判断されるでしょう。ただし、これが著名な作者のものや、歴史的価値があるものであるなら数十倍、数百倍、数千倍の価格となることもあります。この判断は、プロにしかできないことですので、古いものはいきなりリサイクルショップに持っていかず、まずプロの査定を受けることをお勧めします

2販路が限られているため高価買取ができない

お客様
お客様
「本物」なら高く買い取れるはずじゃないの?
福助
福助
リサイクルショップでは高価な商品のニーズがありません。そのため、どうしても安価な価格提示になってしまいます。

骨董品などは買取業者が購入した後、その商品を売って差益を得ることで商売を成り立たせています。ここはリサイクルショップと似たシステムです。ただし、骨董品の場合、価値がわかる人に直接販売をする他、業者間オークションに出品したり、海外に販路を広げることで販売の機会を増やし、高額の取引を実現しています。

一方、リサイクルショップの場合、買い取った商品は店舗内で販売するのが基本です。骨董品集めを趣味にしている人は多くいますが、リサイクルショップに骨董品を買いに来る人はまずいません。そのため、どんなに価値のある骨董品でも、いつまでも売れないという現象が起こります。自分のところで売れない商品を高価に買い取ることはしませんので、結果的に安い金額を提示するしかないのです。

3買い取ってもらえないものが多い

お客様
お客様
服のリサイクルショップに着物って持ち込めるかしら?
福助
福助
引き取ってくれたとしても、かなり安い金額になると思います。

多くのものを扱う大型のリサイクルショップもありますが、都市型リサイクルショップは特定の商品を専門的に買い取っています。衣服を中心に扱うリサイクルショップがあっても、着物を持って行って高価に買い取ってもらうことはできません。また生活雑貨を扱っているところでも、古い茶器などは買い取ってもらえない可能性の方が高くなります。

中には、宅配便で送ったのに買い取ってもらえず、着払いで戻ってくるということもあるようです。これでは送料が無駄になるだけでなく、無駄な手間をかけたことになります。

4持ち込みが基本のため手間がかかる

お客様
お客様
準備して箱に詰めてと言う作業って、時間がかかって面倒よね。
福助
福助
骨董品買取業者なら、出張買取ができるので便利ですよ。

リサイクルショップの多くは、商品を店舗に持ち込むことで店頭査定をします。この場合、事前に準備をする必要があるため、ある程度時間がある時にしか査定を受けることができません。

骨董品の買取専門店の場合、出張買取というシステムを採用しているところがあります。これを利用すれば、梱包の手間などはありませんので、少し時間がある時に効率よく売買の手続きを進めることができます。また商品を選別しなくても、「価値のあるものだけ引き取ってください」といったやり方も可能です。こうなると、ますます手間が省けます。

5破損や汚損の可能性がある

お客様
お客様
骨董品って壊れやすいわよね?
福助
福助
経年劣化があるので、壊れやすいものが多いです。そのため、査定中に壊れるケースもあるんですよ。

骨董品を運ぶと、どうしても汚損や破損のリスクが高まります。これはあなた自身が汚損してしまうという可能性もありますが、リサイクルショップで査定をする中で破損が発生してしまうというリスクもあります。なぜなら、リサイクルショップで扱われる商品は比較的新しいものが多く、触っただけで破損するようなことがない前提で商品を扱うからです。

ところが骨董品は、製造から月日がたったことで非常にもろくなっており、かなり慎重に取り扱わなければなりません。決してリサイクルショップがぞんざいな扱いをしているという意味ではありませんが、貴重なものほど細心の注意が必要となります。価値が分からないまま普通に鑑定をしたつもりが、汚損や破損する結果となってしまうことは十分にありえるのです。

専門家による査定から外れたものをリサイクルショップへ持ち込む

お客様
お客様
古いものはリサイクルに持って行ってはいけないと言うこと?
福助
福助
リサイクルショップと骨董品店では査定基準が違います。プロの査定で買い取れなかったものリサイクルショップに持ち込んでください。買い取ってくれるケースも多くあります。

ここまで古いものをリサイクルショップに持ち込むのはやめたほうがいいと書いてきましたが、実はリサイクルショップの有効な活用方法があります。それは、骨董品店買取業者などで査定を行った後、歴史的、美術的価値がないと判断されたものを現金化するためにリサイクルショップに持ち込む方法です。

そもそも古美術商は、歴史的価値があるのかといった観点で査定をしますが、リサイクルショップは実用性があるのか。また、販売できそうかということをベースに査定しますので、古美術商が「買い取れない」と言ったものでも買い取ってくれることがあります。

買取業者が「価値がない」と言ったからといってすぐに廃棄したのでは、一円の価値にもなりません。少しでも現金化の可能性が残っているのですから、ぜひ最終的にはリサイクルショップに持って行ってください。

まとめ

手元の骨董品を手放したいと思うときは、少しでも高価な金額で引き取ってもらう方法を選びましょう。リサイクルショップと骨董品買取業者は、査定基準が違うため、数百倍の価格差がでることもあります。

リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらったお金で、ファミリーレストランで食事をしようと考えていたものが、骨董品業者に査定をしてもらったことで数万円、数十万円の買取額となり、高級レストランでの食事になることもあります。もっと言えば、旅行にでかけ、その先で新鮮な海産物を食べることも叶うかもしれません。どちらが良いかは一目瞭然です。

最終的にはリサイクルショップに持っていくつもりでも、 ぜひその前に、プロによる査定を受けてください。それが損をしないで古いものを手放す秘訣です。

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