ダイヤモンドの産地やグレード、石言葉について

ダイヤモンドの産地やグレード、石言葉について

理科の授業で「炭素の固まりがダイヤモンド」と知ってビックリした人もいることでしょう。世界の鉱物の中でも極めて硬い性質を持っているダイヤモンドの語源もズバリ「征服不可能な、壊すことができない」というギリシア語から来ているほどです。

ダイヤモンドの歴史は古く、インドでは紀元前1000年ぐらい前に知られていたと言われています。川沿いの砂鉱床から産出されていました。長い間、中国からインドからローマといったシルクロードの国々で珍重されてきたダイヤモンドですが、19世紀半ばに南アフリカのキンバリーで巨大なダイヤモンド鉱山が見つかったことで世界的に愛されるようになりました。やがて20世紀前半に南アフリカのダイヤモンド会社・デビアスが『婚約指輪=ダイヤモンド』というイメージ広告を発信したことで、一般市民にもあこがれの宝石となっていったのです。ニーズが高まったことでダイヤモンドの価格が飛躍的に高くなり、宝石の王様として今の位置まで上り詰めました。

ダイヤモンドにも天然と人工のものがあります。天然ダイヤモンドとして採掘される量は年間2.5t程度と言われています。ダイヤモンドは研磨用やカッティング用に人工製造されるのも特徴的な宝石です。人工ダイヤモンドはアクセサリーにも使われますが、天然ものと見分けが付かないほどクオリティーが高くなっています。

ダイヤモンドの性質


ダイヤモンドといえば地球一硬い物質として知られています。モース硬度でも10という最高ランクに分類されており、アクセサリーとして使うときも多少の衝撃や摩擦を気にしなくていいという安心感があります。人工ダイヤモンドはその性質から工業用として盛んに利用されているほどです。ダイヤモンドは他の金属や石ではカッティングできないため、同じダイヤモンドを使って削ったりデザイン加工されるのも面白い特徴です。

硬さのほか、ダイヤモンドには高い屈折率が宝石としての魅力を生み出しています。光が宝石内部に入ったとき、さまざまな方向に光が反射します。カッティングの仕方によって美しい輝きを生むダイヤモンド。虹のような光が見えるブリリアンカットはダイヤモンドのデザインでも根強い人気があります。

また、意外に思われるかも知れませんがダイヤモンドの大半はイエローやベージュの色味がある石です。もちろんダイヤモンドといえばクリアな透明感が魅力的なだけに価値は劣ります。しかし、色が付いていてもブルーダイヤモンドやピンクダイヤモンド、グリーンダイヤモンドといった種類は数が少ないため高い評価が与えられます。映画のモチーフにもなったブラックダイヤモンドも宝石としての価値が優れているとして透明なダイヤモンドよりも高い値段が付けられていることもしばしばです。

ダイヤモンドの主な産地

近代的なダイヤモンドの歴史は南アフリカから始まりましたが、現在の世界的な鉱山はロシアやボツワナ、コンゴがトップ3を占めています。これに南アフリカとカナダを加えた6つの国の産出量が非常に豊富で、実に世界のダイヤモンドの9割以上を占めています。

ダイヤモンドは産地による特徴の違いよりもそれぞれの個体差が大きいと言われています。ロシア産のダイヤモンドの透明度が優れているという評価もありますが、その他の産地でも透明度で上回る石もあります。現在、ロシア産の産出量が世界トップのため数が多い分、品質の高い石も市場に流通しているということかもしれません。

ダイヤモンドの石言葉など

エンゲージリングにも多用されるダイヤモンドは、永遠の愛、純血無垢、貞節、不変など、愛のロマンスと結び付けられる宝石言葉が揃っています。

パワーストーンの立場からは精神的にも肉体的にもヒーリング効果が高く、人生を前進させる力があるとされています。その透明で光を放つ特徴からあらゆる魔を払い、正しい道へと導く御守りとしても古くから活用されています。美容や健康へのプラス効果もあると信じられています。

ダイヤモンドの保管方法や注意点

世界一硬いといわれるダイヤモンドですが、宝石である以上、丁寧な取り扱いが大切です。油分が付着すると輝きが弱まるほか、石自体は熱や酸に強くてもリングやチェーン部分が傷むケースもあるため大切に身につけましょう。

ダイヤモンドの価値(グレード)について


ダイヤモンドのクオリティを考えるとき、よく引き合いに出されるのが品質評価基準の『4C』です。これは、[CUT(研磨)・CLARITY(透明度)・COLOR(色)・CARAT(重量)]のそれぞれのCからネーミングされた目安です。ダイヤモンドといえばカラットが価値の基準として利用されますが、実際はカッティング加工の技術や透明度の高低、無色に近いかどうかといったさまざまな観点から評価されています。とくに原石からいかに美しい輝きが生まれるようカッティングできるかという職人の腕は工業化が進んだ現代でも非常に重視されているポイントです。

カラットは大きいほど、無色透明かつインクルージョン(内包物)が限りなく含まれないことがポイントです。また、職人によるカッティングのレベルも重視されるのがダイヤモンドならではの評価基準といえます。このほか、紫外線を当てたときに青みを帯びた蛍光色の種類によっても石が判別されます。

そして、不純物の量によってカテゴライズされるタイプ1型とタイプ2型という基準も近年注目されています。とくに窒素やホウ素といった不純物を含まないタイプ2型はダイヤモンド全体の2%程度とされており、極めて希少性が高いと珍重されています。

ダイヤモンドを購入した際、鑑定書が添えられていることも多いので、お持ちの石がダイヤモンドとしてどのような評価を与えられているかチェックしておくと買取査定でのやりとりの交渉にもプラスになります。

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