オパールの概要(産地や種類、品質の見方について)

オパールの概要(産地や種類、品質の見方について)

オパールは化石のように、過去の海洋生物や動物の骨、樹木などが蓄積してできた鉱物です。光の角度によって様々な表情をする遊色効果(プレー・オブ・カラー)をもつ宝石です。

この遊色効果とは、斑(ふ)と呼ばれる様々な色調の光が石の表面に現れるオパール特有の効果によって、石表面の反射光と内部からの反射光が重なって現れる光の干渉です。赤色、緑色、青色などの色をした斑が現れることで様々な色に変化して見えることが最大の特徴です。

火山の溶岩中にできる「マウンテン・オパール」と砂岩中にある「サンドストーン・オパール」に大別されます。なかでも特に多彩な色を示すものは「プレシャス・オパール」、不透明で遊色効果を示さないものは「コモン・オパール」と呼ばれます。コモン・オパールはボッチカラーとも呼ばれ、地色の美しさが特徴です。

オパールの品質の見方

斑の出方が評価のポイントとなります。赤色、緑色、オレンジ色、青色などの斑を示すオパールが高く評価され、特に赤色と緑色の斑が同時に現れるブラックオパールやファイヤーオパールはなかでも高い人気を誇ります。
透明度が高く、発色が鮮やかなものが良品です。また模様が均一なこともポイントです。黒や透明の石とはり合わせてあるものは発色が鮮やかですが、宝石としての価値は下がります。

オパール査定に影響するポイント

割れやひびの有無

オパールの表面にクラックと呼ばれるひび割れが生じていると減額査定となります。傷の場合は表面を磨くことで修正されますが、クラックが深い場合はカットや研磨をすることで石そのものが小さくなるため、価値が下がります。

ポッチ

表面にある色がないくすみの部分をポッチと呼びます。この有無も査定額に影響します。

内包物

他の宝石と同様に、内包物がない綺麗な石のほうが、高額査定になります。

オパールの産地と種類

オパールの主要産出国はオーストラリアのクーバーペディやライトニングとメキシコです。
下記がオパールの代表的な種類です。

ブラックオパール

オパールの中でも最も価値があるのがブラックオパール。ボディカラー(地色)が濃青色、暗緑色、灰色、黒色などがあり、中でも黒地に赤を中心とした数種の色が浮遊する「レッド・イン・ブラック」が最高級とされています。ブラックオパールはひとつひとつが異なった表情をしており、同じものがみられることはまずありません。

ホワイトオパール

ボディカラーが乳白色でオーストラリアオパールとも呼ばれます。主な産出国はオーストラリアのクーパペディ、ミンタビーで産出量が多く日本への輸入も多いことから日本人に馴染みの深いオパールとも言えるでしょう。そのぶん希少価値も低いのですが、アクセサリーとしては手頃なためが人気があります。

ボルダーオパール

褐鉄鉱(母岩)が底部についたオパール。オーストアリアのクイーンズランド州で採取されます。

メキシカンオパール

メキシコで採れるボディカラーがオレンジ色、赤色で透明感があるオパール。同様に有色効果のあり美しいものは高額でお買取りいたします。火を連想させてる色合いから別名「ファイヤーオパール」とも呼ばれます。

ウォーターオパール

ボディーカラーが無色に近いメキシカンオパール。もともとの色が無色なため、斑の弱いものは宝飾品に加工するとそのものの存在感が薄くなることが多いため、裸石(ルース)収集家向けとも言えます。

オパールの硬度

オパールは非晶質といってガラスと同じような構造をもっています。衝撃に弱いので、取り扱いには注意が必要です。他の宝石と一緒にするのは避けましょう。モース硬度は5.5~6.5です。

オパールの歴史

オパールの名前はサンスクリット語では「宝石」、ギリシャ語では「目」を意味するなど、いくつか名前の由来の語源があります。古来ではオパールには魔力があり、幸せを招くと崇められたり、戦場へ赴く際に女性が男性へ贈った護身のお守りの石としても大切にされてきました。歴史的に遡ると、ローマ時代になり、当時から王室の人々に愛された石だったということがわかります。
10月の誕生石としても知られており、さそり座の守護石でもあります。宝石言葉は「幸福」「希望」です。

オパールジュエリーの手入れ方法と保管方法

お手入れ方法

水をためた水面器などの中で柔らかいブラシを使い汚れを落とした後、よく水ですすぎ洗いをして水気を取ります。

保管上の注意

オパールは宝石のなかで唯一水分が含まれています。(6~12%程度)そのため熱や乾燥に弱く、ショーケースのスポットライトの下や、高熱の場所に置いたままにすると乾燥して割れることがあります。
そのため宝石店では保湿のために、水を入れた瓶やガラスを置いているシチュエーションが見られます。

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