純金製観音菩薩立像

東京都世田谷区用賀のお客様から高村光雲作の純金製観音菩薩立像をお譲り頂きました。

高村光雲は、明治から昭和にかけて活躍した仏師・彫刻家です。
誰もが一度は写真なり実物なりを目にしているでしょう上野公園の西郷隆盛像や、片膝たてて睨みを利かす猿の姿を彫った国の重要文化財「老猿」の作者こそが、高村光雲です。

江戸時代末期に生まれた高村光雲は、明治維新という歴史の転換期に、日本彫刻史において重要な役割を果たした芸術家として名を留めています。
西洋化を始めた明治初期、そのあおりを受けた日本の彫刻文化は低迷への道を進んでいました。特に仏像は廃仏毀釈運動の影響もあり、大きく衰退することになります。
そのような状況で高村光雲は積極的に西洋美術を学び、従来の技術に西洋風の写実主義を取り入れることで、伝統木彫の新しい道を切り開きました。
また、高村光雲は前述したような素晴らしい作品を発表しただけでなく、後進の教育にも力を注ぎました。その弟子のなかには、その後の日本彫刻界を代表する彫刻家が数多くいます。

高村光雲は江戸時代からの伝統木彫り技術に新しい生命を吹き込み後世に繋げるという、文化的にも歴史的にも大きな功績を残した人物なのです。
この度の買取りました純金製観音菩薩像をご覧ください。従来の仏像が持つ伝統的なデザインを残しつつも、その表情は柔らかく人間味に溢れており、とても魅力的な作品です。

このように、当店では仏像も買取りしております。もし買取りをご希望される作品をお持ちなら、ぜひご連絡ください。お待ちしております。
古い仏像ですと移動は不安だとおっしゃる方も多いことでしょう。そのような場合は出張買取をご利用ください。
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世田谷区仏像