徳田八十吉作 碧明燿彩花瓶

東京都港区白金で人間国宝 三代徳田八十吉作 碧明燿彩花瓶を買取りました。
三代目の徳田八十吉は初代の孫にあたります。金沢美術工芸大学を短期大学工芸科陶磁専攻中退した後に、初代、二代目に師事。1988年に三代目を襲名し、1997年に人間国宝として認定されてます。

三代目はあえて「絵」から離れ「色」と向き合った作風が特徴で、釉薬で色彩を調整した鮮やかな群青色に強い個性があります。それでいて境目が溶け合って幾種もの色が輝いて見える「彩釉(さいゆう)」という美しいグラデーションも特徴的です。
それに加えて通常は800度で焼成されるところ、1000度以上の高温で焼き、ガラス化した釉の中に色彩や輝きを閉じ込めた「耀彩(ようさい)」という技法により、これらによって全く新しい色彩の九谷焼を完成させました。

また作品の形状はロクロ成形で、面取成形を使い、多種多様のものが存在し、国内を中心に海外にも多くの作品を発表しており、高い評価を得ています。

プロゴルファーの石川遼選手が2008年で開催されたチャンピオンシップで初優勝をした際のトロフィーとして、三代目徳田八十吉の作品が使用されたこともありました。

今回お買取りをさせていただいた作品は保存状態も非常によく、共箱・共布などが揃ったとてもきれいなお品物でした。

港区陶磁器