満州帝国皇帝訪日記念章

中央区日本橋のお客様から満州帝国皇帝訪日記念章をお買取りしました。

記念章(きねんしょう)とは、日本国政府が国家的行事の時に、行事参加者および関係者に対して発行する記章のことです。賞勲局が所管の法令によって発行するもので、市販されませんから流通しているものは一定の数に制限されます。

今回のお品物は、満州帝国の皇帝溥儀が訪日した際の記念章です。
満州帝国の皇帝溥儀は、即位後の康徳2年(昭和10年・1935年)に日本にやってきました。4月6日から25日のあいだ滞在し、日本軍の閲兵をしたり宮中での宴に出席したりして過ごした後、横浜からお召し艦の「戦艦比叡」に乗って大連へ帰りました。

日本政府がおこなった国家的行事だったために記念章が作られ、関係者に授与されたのが、こちらのお品です。
箱付きで、箱の表には「満州帝国皇帝訪日記念章」と印字されており、箱を開けるとふたの裏に「大日本帝國造幣局製」と記載した赤いリボンがつけられています。

こういった記念章や勲章類はお祖父さまやお父さまが大事に保管されていたものが自宅にしまわれたままというケースが少なくありません。自宅に昔からあるものでも価値がわからず、また親族の誰もが所有したいと思わないので形見分けの時に処分されてしまうこともあります。
コレクターにとっては手に入れたいお品であることも多いのですから、簡単に処分してしまわずに、まずは福助へ鑑定依頼をなさるよう、おすすめいたします。

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