額装油彩画 樋口洋作『小樽雪舞う』

世田谷区奥沢で額装油彩画 樋口洋作『小樽雪舞う』をお買取りしました。

樋口洋(ひぐちひろし)は、1942年に神奈川県に生まれました。1967年に示現会展に初入選し、日本芸術院会員である洋画家の楢原健三(ならはら けんぞう)に師事。
以後は、1973年に示現会会員となり、1975年に日展初入選。1987~93年には日展特選に選ばれて、1988~94年には日展無鑑査、文化庁選抜展示品を出品するまでになりました。1996年と2000年には日展の審査員をつとめるなど、日本洋画家会の実力派作家として順調に業績を積み上げました。
2012年には日展内閣総理大臣賞を受賞し、現在は日展の理事や示現会理事長を歴任しています。日本の洋画家会をけん引する作家のひとりといってもいいでしょう。

樋口洋の描く風景は、雪景色がほとんどです。暗い雪雲から降りしきる雪や、明るい空のもとで雪解けを待つ風景など、どれをとっても雪の質感が感じ取れるほどの的確な描写が特徴です。
さらに、どこの場所を描いたのかが一目でわかる写実性があり、土地ごとの雪の存在感を巧みに描き分けることができる技術の持ち主でもあります。

今回のお品物は、小樽の運河沿いの雪景色を描いたものです。運河の水面や倉庫、船の上に降り積もる雪の静けさがしんしんと伝わる作品で、サイズは10号。サインが入っており、コレクター垂涎の一品です。

額装油彩画 樋口洋作『小樽雪舞う』2

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