龍山作 錦旗書将棋駒

目黒区自由が丘のお客様から、龍山作 錦旗書将棋駒を買取りました。

古来より多くの人達を楽しませてきてくれた「将棋」。
盤上の熱い戦いは、多くの伝承をも生み出してきました。
しかしその戦いを生み出すための将棋の駒、これに生命を吹き込んだ名工がいたことをご存知でしょうか。

今回取り上げるのは、「龍山」です。
この「龍山」という名称には、2人分の人生が含まれています。1人は、初代龍山である「豊島太郎吉」、そしてもう1人は2代目である「豊島数次郎」です。親子関係にあった彼らは、そ

れまでの「駒」の価値観を大きく変えました。
駒に入っている文字(「金」「歩」など)にこだわり、美しく、そして新しい文字を作り上げました。
現在の駒は、ツゲを材料に、そこに漆を使って文字を配するというやり方が一般的です。この基本を作り上げたのが、この2人の龍山だと言われています。

今回、目黒区自由が丘のお客様から買取らせていただいた「龍山作 錦旗書将棋駒」は、そんな龍山の作品です。初代は78歳で、そして2代目はわずか36歳で没していますが、彼らの残し

た将棋の駒への情熱は、死後80年以上が経過しようとする今も、こうして「駒」として引き継がれているのです。

目黒区骨董品