藤村明光作 四寸三つ折豆市松人形

杉並区和泉で藤村明光作 四寸三つ折豆市松人形を買取ました。

市松人形は、今でいう「着せ替え人形」。一部地域では、「いちまさん」という愛称でも呼ばれています。現代のリカちゃん人形のように、幼い女の子の玩具として古くから親しまれていました。なかでも三つ折人形は、ひざなどの関節が曲がるため、さまざまなポーズをとることができる、人気のお人形です。
作者である藤村明光氏は、1953年に東京都本所で生まれ、16歳で父である人形師、初代藤村紫雲に師事して技術を習得しました。
1983年には米国シアトルおよびシカゴで製作実演をおこない、シアトル市名誉市民を授与された経歴をもちます。また、1988年には当時のソ連大統領ゴルバチョフに市松人形を献上、パリやニューヨークで開催された展覧会に出品、製作実演を度々おこなうなど、ワールドワイドに活躍しています。
日本国内でも定期的に個展を開いており、その人気はおとろえることを知りません。2010年には印号を変えて、藤村光環となりました。伝統に現代的な要素を取り入れる藤村氏のインスピレーションと技術は、世代や国を超えて愛される市松人形を次々に生み出しています。
こちらの作品も、鮮やかなブルーの着物に利発そうな瞳とほがらかな曲線を描く唇、黒く元気な印象の髪がとても愛らしいと思いませんか?市松人形は着せ替えをして遊ぶことができるため、人に近く親しい存在の人形です。大切にしてくださる方がいらっしゃればと思っております。

杉並区人形市松人形