寿山石置物

彫刻された寿山石置物を千代田区番町で買い取りました。

彫刻や篆刻(てんこく)に使われる石の種類は実にさまざまです。緑色の青田石、真赤な肖山石、比較的高額な広東緑……。それぞれがそれぞれの特徴と色を持っており、見比べるのも

なかなか面白いものです。

今回はその石のなかから、「寿山石」を取り上げましょう。
寿山石は中国の福建省でよくとられるものであり、篆刻によく使われる材料として知られています。

一方、寿山石は、非常にバリエーションが豊富なものです。色や特徴、希少性もそれぞれ違うため、一概にその特徴を記すことは難しいとも言えるでしょう。比較的安価であることが多

いとはされていますが、それも、「すべての寿山石が安い」と言えるものではありません。
彫刻に使う場合も、寿山石は同じ素材であってもそのバリエーションの豊かさから、できあがる置物の色・雰囲気がまったく異なることも多いと言えます。

今回、千代田区伴町で買取らせていただいた「寿山石」は、これを使った置物です。篆刻の材料であるとともに彫刻の素材としても使われる寿山石に、しっかりとした模様が彫り込まれ

ています。堂々とした印象で、その面白みのあるかたちと相まって、強い印象を見る人間にもたらすことでしょう。

千代田区骨董品