前田正博作 色絵金銀彩面取酒器①

港区高輪で前田正博作 色絵金銀彩面取酒器を買取ました。

金銀彩がはなやかな印象のこちらの酒器。見る角度や光の加減によって、違った表情をみせてくれます。
面取は、シンプルな技法でありながら奥が深く、品物の側面を美しく引き立てる工法といえます。

前田正博作 色絵金銀彩面取酒器②
前田正博作 色絵金銀彩面取酒器③

この酒器の作者である前田正博は、1948年生まれの陶芸家です。京都府の久美浜町に生まれ、1975年に東京藝術大学の工芸科陶芸専攻を修了し、1983年には、ワシントンのスミソニアン博物館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館の「今日の日本の陶芸展」に出品しました。
2005年に菊池ビエンナーレ展で優秀賞を受賞したのと同じ年に、東京は六本木に工房を移転、そこを活動の拠点とさだめました。
六本木に工房をかまえてからも精力的に活動し、智美美術館大賞(2008年)、日本伝統工芸展日本工芸会総裁賞(2009年)、岡田茂吉賞ならびにMOA美術館賞(2010年)など、数多くの賞を受賞しています。
作品は、現代性や都会のエッセンスを感じさせるモダンなデザインが多く、現在はもちろんのこと、今後もさらに価値が高まっていきそうな予感もします。こちらの酒器も、大胆な色使いとそれら全ての色をまとめる金銀彩が洗練された都会の美を連想させる、まさしく現代の逸品といえるでしょう。

港区陶磁器