中島潔の版画

東京都大田区のお客様から、中島潔の版画 『ゆらめき』 京都版画院 梅吉印をお買取りしました。

日本のイラストレーターである中島潔氏は、1943年、第二次世界大戦中に佐賀で生を受けました。高校卒業後独学で絵を学び、21歳のときに広告会社に就職。そこで数多くの賞を受賞し

ます。

28歳のときには、フランスに渡仏。そこで専門的に美術を学び、1982年には初となる個展を開きます。
その後も氏は、ボローニャ国際児童図書展で賞を受賞したり、数多くのテレビ番組の制作にたずさわったり、パリや北京などで海外展を開いたりと躍進を続けます。特に有名になった、

中島潔の書いた「源氏物語54帖」はご存知の方も多いのではないでしょうか。
また、「NHKのみんなのうた」の画家だ、といえば、どんなイラストを描く人なのかというイメージが思い浮かぶ人もいるかもしれません。

「風の画家」として知られており、女性画をよく残しています。美しくも儚く、そして見る人間にどこか懐かしさを抱かせるその絵は、多くの日本人の心に響くものだと言えるでしょう

今回、お客様より買取らせていただいた「中島潔の版画 『ゆらめき』 京都版画院 梅吉印」にも、そこに吹いている風の流れさえも感じさせられるようなたおやかな横顔

の女性が描かれています。

大田区絵画版画